伊藤若冲の「賞春芳帖」や「乗興舟」というのがあるが、「若冲草花図」のほか、拓版画「玄圃瑶華」、「素絢帖」も付されているのが芸艸堂の『若冲画譜』だ。この図様を倣い、酒井抱一独自の構図や筆致に、彩色もされた「絵手鑑の内蓮池に蛙図」がある。画像は、玄圃瑶華の拓版。僕の妻が「蛙と睡蓮なのね。」という一言から、蓮と睡蓮はちがうよな・・・という不思議にはまり、KAFKAがそれを紐解いた。その件に関しては、抱一の「絵手鑑の内蓮池に蛙図−蓮と睡蓮」をみてほしい。
玄圃瑶華(個人蔵)は、いまやこの版画帖に想を得て、カップ、ポストカード、Tシャツ、和服などに、抱一が倣ったかのごとく、アーティストがアレンジしている。『久谷政樹の若沖』展もそのひとつだ。(久谷氏の若冲を模したポストカードもよい!)1.Gempo Yoka/Jakuchu Ito
2.Der Garten der Japisbluten
12 Holzschnitte Japan 1768 von Ito Jakuchu
(Germany版) 各国により表紙は違う。
On a River Boat Journey 乗興舟
作者:Ito Jakuchu, Daiten, Hiroshi Onishi
メーカー/出版社: George Braziller
発売日: 1990/01
若沖下絵淀川畔風景(乗興舟)撮本
その他 若冲書籍
「KAFKA」では、田島志一編「Masterpieces by Jakuchu 」(1904年出版のもの)を紹介。
「XAI」若冲の水墨遊のほか、関連記事を多種多様にリンク。若冲の『髑髏図』までリンクされている。ちなみに「髑髏図」は気味が悪い(個人の価値観)。
「art_nouveau」さんで、博物館/美術館発行のもののほか、『Art random classscs 動植綵絵』(「群魚図 鯛」が表紙のもの)、『異彩の江戸美術・仮想の楽園 若冲をめぐる十八世紀花鳥画の世界』(静岡県立美術館編集で、「樹花鳥獣図屏風」が表紙)、「若冲 jakuchu」(「仙人掌群鶏図」が表紙もの)、「伊藤若冲大全」(表紙はアラカルト)などが紹介されている。
おまけ
LACMA Permanent Collection
(ロサンゼルス・カウンティ美術館)
Jakuchu, Ito: Birds, Animals, and Flowering Plants
「若冲の拓版画」MILBOOKS
徳力富吉郎 前川文夫 山内長三/瑠璃書房/1981-「 玄圃瑤華」図版48点、「素絢帖」図版35点、「乗興舟」図版14点掲載。
SPONSORED LINKS

1.
LACMA Permanent Collection
確かに大袈裟に騒がれすぎとは思いますが、画家としては充分面白さのある人ですよね。
実態も面白味もないのに、騒がれてしまう人の多い世界。平山xxx始め、明治以降の名の通った視覚芸術家の大方が、「有名無実」の輩とすれば、若冲が騒がれるのはまだいいんじゃないかなぁ。いかがでしょう。