三越では着物柄まで着手した杉浦非水。彼のデザインはへぇーと思うものもあれば、日露戦争後の政治背景色のつよい作品には、ちょっとと距離を保ちたくなる。僕の性質を理解していただいていると思うが、芸術家において「好きな作品」として鑑賞するので、芸術家自身(作家、画家等)への陶酔がない。(藤田嗣治は別。彼は好き)
アール・ヌーヴォーの寵児とも言われる非水。この日本のアール・ヌーヴォーといわれる時代には、浅井忠や神坂雪佳も存在し、非水と同時代の芸術家たちになる。
浅井と神坂は、パリ万博にもでかけ、浅井はアール・ヌーヴォーに感動し、神坂は日本の芸術を取り入れていると判断し、わりと淡白な反応だった。
この神坂雪佳は、当時のアート・コーディネーターのように、芸術をプロデュースしながら琳派を継承する。非水も日本画家を志ていたものの、グラフィックデザイナーとして、ポスター、雑誌、ポストカードのほか図案集、レトロスタイルなども出版している。美人画が多いと思われるかもしれないが、非水も雪佳同様に工芸作品もある。
さて、非水はゼツェッション様式に目覚めた。簡単に説明するとパリではアール・デコと呼んでいる。つまり、「世紀末ウィーン」ではゼツェッション」(分離派様式)で、以前の記事「ヨーゼフ・ホフマンとクリムト」で、ヌーヴォーとデコの建築と装飾を携えたストックレー邸を取り上げたが、このクリムトこそ、「分離派」を旗揚げしたのだ。
話は変わって・・・
ゲスト(訪問者)の皆さん、楓やaLeiをはじめ僕らの仲間たちにね、ちょっといい話。「山のおもむき」 めちゃいいです。山野草の写真がたくさんある。楓なんか泣いて喜ぶよ。花があり、カゲロウの写真もありました。
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ギマール、ホフマン、ガウディ、浅井忠の才能に心ひかれていますが、この非水という人は知りませんでした。
とりあえずネットで、ちまちまと調べてみます。
記事終わりの方でびっくり。わざわざ紹介していただき有難うございます。