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Karl Lagerfeld

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カール・ラガーフェルドの略歴 career
1950年代から現在のカール・ラガーフェルドの写真、スタインウェイのピアノ、H&Mとのコラボ、アウディ・フォーラムの写真展、VOLVO(ボルボ)の広告などはこちらから。
コラボ collaboration
マイセン×カール・ラガーフェルド
カール・ラガーフェルド コラボのモデル
ここではCoca Cola Lightのボトル、tokidokiのミニ・カール、Steiffのカールのティディベア、フォトグラファーのカールのフィギュアが紹介されている。

Karl×Lenôtre
デザイナー× 「ブッシュ・ド・ノエル」
FENDI
インタビュー
ハーパース・バザー誌 2009年
写真家カール・ラガーフェルド

Karl×Dom Perignon
Dom Pérignon Vintage 1998
ドンペリ Rose Vintage 1996
Dom Perignon Oenotheque 1993
Moët & Chandon×Karl Lagerfeld

Numero ヌメロ
ヌメロ誌 カール・ラガーフェルド

写真展
2010年 Karl Lagerfeld, parcours de travail

2008年 ア・ロンブル・デュ・ソレイユ A l’ombre du soleil(太陽の陰で)

シャネル CHANEL
DVD
Signé Chanel サイン シャネル
スポンサーのシャネル
シャネル 宮廷の威光と王家の儀式
CHANEL Paris Fashion Week
*シャネル・ニュース
シャネル 2011 春夏コレクション
Spring Summer 2011 Collection
*Métiers d’Art メティエダール

CHANEL 2008「パリ−モスクワ」
画家 リューボフ・ポポーワとシャネル

CHANEL 2009「パリ−上海」
ショートムービー シャネルの夢
ココ・シャネル
*Gabrielle Bonheur Chanel

ココのビジュウ
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太陽が知っている La Piscine (1968)
映画 / SAI
作家のジャン・ポールをアラン・ドロン(Alain Delon)、妻でジャーナリストのマリアンヌにロミー・シュナイダー(Romy Schneider)、そしてマリアンヌの昔の恋人ハリーにモーリス・ロネ(Maurice Ronet)。



 La Piscine (1968)
アラン・ドロン(Alain Delon) & モーリス・ロネ(Maurice Ronet)


9年前の「太陽がいっぱい」、そして9年後の「太陽が知っている」で、殺害されるモーリス・ロネ。なんだがたった9年のうちに二人とも、結構いい年齢に見えるんだけど。

アラン・ドロンのタイトル「太陽」ニ作品はこちら
フェミニズムな映画 太陽はひとりぼっち
太陽がいっぱい(PLEIN SOLEIL) リプリーがいっぱい

そして9年前の「太陽がいっぱい」で、ロミー・シュナイダーはカフェの場面で、カメオ出演をしているが、アラン・ドロンの性愛に関係がある3人だ。



Plein soleil (1960)
アラン・ドロン(Alain Delon) & モーリス・ロネ(Maurice Ronet)


「太陽がいっぱい」では海から遺体、「太陽が知っている」ではプールから遺体、どちらも水に関係が深い殺害でのモーリス・ロネ。

太陽が知っている La Piscine (スイミング プール)
 
太陽が知っている  
 
太陽が知っている ラヴ・シーン
 
太陽が知っている パーティの場面 
 
太陽が知っている 殺人の場面
 


ロミー・シュナイダーはアラン・ドロンはの元婚約者。昔の恋人との共演。ロミー・シュナイダーはこの映画でもモーリス・ロネ演じるハリーの昔の恋人。

物語のあらすじはこちら。ネタバレありの
太陽が知っている - goo 映画からどうぞ。


1968年に制作された「太陽が知っている」は、イタリアでの初公開は1969年の4月。結局この二人は夫婦ではなく共犯者として、苦悩の人生を生きていくことになる。殺害したのはジャン・ポール。それを知りながらマリアンヌは供述をしなかった。

結局ジャン・ポールは証拠不十分で釈放。ハリーの事件は未解決。

ちょうど、この映画の製作中に、アラン・ドロンに解雇された元ボディ・ガードが殺された。ステファン・マルコヴィッチ(Stevan Markovic)は1968年10月に殺害された。2年前の1966年にアラン・ドロンのボディガードだったミロシェビッチが変死している。



威風堂々としたフランソワ・マルカントーニ


If I get killed, it's 100% fault of Alain Delon and his godfather Francois Marcantoni

僕の直訳
「私が殺されたとすると、それは100%、アラン・ドロンと彼のゴッドファーザーであるフランソワ・マルカントーニの悪事(あるいは罪)だ。」

彼は兄弟のアレクサンダーに手紙を書いていた。なぜ、自分が殺されると思ったのだろうか?アラン・ドロンへの恐喝?それともフランス政府?殺される前に逃げろって思うんだけど、フランソワ・マルカントーニから、そうそう逃れられないと考えたんだろう。

ディック・ キャベット・ショーに出演したアラン・ドロンへのインタヴューの動画
Alain Delon interview (part 1 of 4)
Alain Delon interview (part 2 of 4)

Alain Delon on Chicago & the Markovic murder
アラン・ドロンにマルコヴィッチ殺人のインタヴューの動画はこの後半
Alain Delon interview (part 3 of 4)
Alain Delon interview (part 4 of 4)

フランソワ・マルカントーニは、パリでナイト・クラブを経営するコルシカのマフィアであり、作家でもある。そして大戦中はフランス・レジスタンス(French Resistance)に参加した人。レジスタンス勲章と戦争十字架勲章を授与されているんだから、マフィアよりも「要人」だ。(銀行強盗としても名があがっているけど)

当時、ド・ゴール大統領の時代。彼の下で、1962年4月16日から1968年7月13日まで首相を務めたジョルジュ・ポンピドゥー。彼のジョルジュ・ポンピドゥ国立美術文化センターは有名だ。行ったことあるでしょ?

このポンピドゥーとその妻も、マルコヴィッチに関わっている。

このマルコヴィッチが殺害される前、パリ18区のポール・ヴァレリーにある、マルコヴィッチの娼家「マダム・クロードの家」(マダム・クロードの娼家「クロードの館」とは違う。)で、政財界、映画界の著名人たちの乱交パーティーが催されていた。彼はこうした著名人たちのいかがわしい写真を撮り、恐喝のネタにしていた。



パリ 1962年 右端 ポンピドゥー (Jean Raymond Pompidou)
Jacqueline de Ribes, Marie-Hélène de Rothschild,
 Audrey Hepburn, Georges


ポンピドゥー夫妻が参加したのは、南仏サントロペでのパーティーらしい。奇しくも映画「太陽は知っている」は、サントロペでロケがあった。ちなみにアラン・ドロン夫妻とも交流がある。まさかそのパーティーで?

次期大統領選に出馬表明していたポンピドゥー。政敵によるポンピドゥー追い落としの謀略とされ、この「マルコヴィッチ殺害事件」は、「フランスの謀殺事件」ともいわれている。

この事件、結局は証拠不十分で、被疑者は釈放。未解決事件。

そしてポンピドゥーは、写真をばら撒かれたけれど、無事にこの年からフランス第五共和政第2代共和国大統領に就任。1974年まで務めた。1970年の4月にアラン・ドロンが、マルコヴィッチ殺害事件の早期解決の公開嘆願を提出したのが、このポンピドゥー大統領。

マルカントーニが、この事件に関して無罪になったのは1976年で、なぜか次の大統領ヴァレリー・ジスカール・デスタンの時代。元大統領、いまでも元気にブログを更新中。

アラン・ドロン関連記事

フェミニズムな映画 「太陽はひとりぼっち」   L'eclisse − The Eclipse(日蝕)

アラン・ドロン デュマの黒いチューリップ vs ジョンストン・マッカレーの怪傑ゾロ
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今日の記事は、このブログの開設5年目にして一番長い記事。僕なりに、「太陽がいっぱい」で登場するフラ・アンジェリコ(Fra Angelico)の画集から、対極する画家フィリッポ・リッピ(Fra Filippo Lippi)との比較とこの映画の解説を試みた。いわば個人の趣味に基づく感
| remove | 2011/07/22 12:32 AM |
ご存知のように、映画「太陽はひとりぼっち」は、ミケランジェロ・アントニオーニの「愛の不毛」三部作(「赤い砂漠」も加えると4部作)のひとつ。どうして日本は「実存三部作」と訳さなかったのかが不思議です。1960年の「情事」(L'avventura)、1961年の「夜」( La
| Life Style Concierge | 2011/07/22 8:41 PM |

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