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Karl Lagerfeld

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カール・ラガーフェルドの略歴 career
1950年代から現在のカール・ラガーフェルドの写真、スタインウェイのピアノ、H&Mとのコラボ、アウディ・フォーラムの写真展、VOLVO(ボルボ)の広告などはこちらから。
コラボ collaboration
マイセン×カール・ラガーフェルド
カール・ラガーフェルド コラボのモデル
ここではCoca Cola Lightのボトル、tokidokiのミニ・カール、Steiffのカールのティディベア、フォトグラファーのカールのフィギュアが紹介されている。

Karl×Lenôtre
デザイナー× 「ブッシュ・ド・ノエル」
FENDI
インタビュー
ハーパース・バザー誌 2009年
写真家カール・ラガーフェルド

Karl×Dom Perignon
Dom Pérignon Vintage 1998
ドンペリ Rose Vintage 1996
Dom Perignon Oenotheque 1993
Moët & Chandon×Karl Lagerfeld

Numero ヌメロ
ヌメロ誌 カール・ラガーフェルド

写真展
2010年 Karl Lagerfeld, parcours de travail

2008年 ア・ロンブル・デュ・ソレイユ A l’ombre du soleil(太陽の陰で)

シャネル CHANEL
DVD
Signé Chanel サイン シャネル
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シャネル 宮廷の威光と王家の儀式
CHANEL Paris Fashion Week
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シャネル 2011 春夏コレクション
Spring Summer 2011 Collection
*Métiers d’Art メティエダール

CHANEL 2008「パリ−モスクワ」
画家 リューボフ・ポポーワとシャネル

CHANEL 2009「パリ−上海」
ショートムービー シャネルの夢
ココ・シャネル
*Gabrielle Bonheur Chanel

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アーサー・ラッカム シェクスピアの挿画
book / SAI


アーサー・ラッカム(1867-1939)は不思議の国のアリスの挿画でも有名。ドジソン(ルイス・キャロル 1832-1898))は11人兄弟だったが、この人は12人兄弟。ドジソンこそ11人兄弟のわりにオックスフォードの出身だが、アーサー・ラッカムは18歳で働き始め、ランバス美術学校の夜間に通い、寄稿を繰り返しながら、1892年頃にウェストミンスター・ヴァジェットで挿絵画家としてスタートした。

自ら人生を切り開いていくタイプのようだ。

最近アーサー・ラッカムが手がけたシェークスピアの「夏の夜の夢」が出回っている。



この「夏の夜の夢」もオリジナル。
ダブルデイ,ペイジ カンパニー出版 1908年
40 colour plates, 34 line


1863年、アンソニー・ホープ(Anthony Hope)のデビュー作 「ドリー」、そして1894年のゼンタ城の虜(The Prisoner of Zenda)と、アーサー・ラッカムの挿画の依頼が続いた。

1907年のインゴルズビー伝奇集(伝説)、グリム兄弟の妖精物、ルイス・キャロルの不思議の国の物語、そしてスウィフトのガリバー旅行記、1908年には、この「夏の夜の夢」、1909年に「ウンディーネ」など名作ばかりだ。

ピーターパンもあったけどね。

それがラッカムの挿絵画家のキャリアを位置づけた。でも古書はルイス・キャロルは高いけど、アーサー・ラッカムは比較的安い。

それで何点か「夏の夜の夢」からご紹介しようと思う。




Act 1, SCENE I. Athens. The palace of THESEUS


「美しい妻を持っているこそ、それは地獄だ。」

エピソードが繰り広げられる第1幕。その最初の挿絵。
ハーミアとライサンダーは恋仲。だが結婚を許されない。シェークスピアによくあるパターン。

挿絵の場面と訳 第1幕第1場面
Enter THESEUS, HIPPOLYTA,
PHILOSTRATE, and Attendants
(テーセウスの宮殿内)
テーセウス、ヒッポリュテー、フィロストレイト、そして侍従

THESEUS
Now, fair Hippolyta, our nuptial hour
Draws on apace; four happy days bring in
Another moon: but, O, methinks, how slow
This old moon wanes! she lingers my desires,
Like to a step-dame or a dowager
Long withering out a young man revenue.

ーセウス
「さて、美しいヒッポリュテー
我々の婚儀も間近に迫った。
新月の宵の訪れも四日にひかえ、
なんと幸せなことか。
それにしても虧けていく月の歩みの遅いことよ。
はやる心をじらせるものだ。
未亡人ひとしく、
朽ち果てる老体で生きながらえる者のため
財産を手にできないようなものだ。」

テーセウスとヒッポリュテーは、ギリシャ神話に登場する。アテネの王子テーセウスはミノタウルス退治に向かう。このテーセウスが娶ったアマゾン族の女王はヒッポリュテーという説がある。

本記事は福田恆存氏の文体を参考に僕的意訳。なお、福田氏はテーセウスはシーシアス、ヒッポリュテーはヒポリタとしている。
よく難しく退屈だというけれど、登場人物の階級や時代を考察すると、福田氏の訳も適切だと思っているので。

さて、このテーセウスの宮殿にイジアスが娘ハーミアを引き立てて、親のすすめる縁談を承知せぬとなれば法により娘に死刑を処すと訴えてきた。

さて場面を第2幕第1場に。

「人の嫉妬とは緑の眼の化物のごとく」

もう一組のカップルは、取り替え子(妖精と人間の子を取り替えた子)をめぐって仲たがいをする妖精王オーベロンと女王タイターニア。

この女王タイターニアは、リチャード・ダッド画のものがある。
興味のある方は ェアリー・フェラーの神技から「眠るティターニア」
妖精パックは いの画家
リチャード・ダッドに興味のある方は 伽の樵の入神の一撃




Act 2, Scene 1


挿絵の場面と訳

OBERON
Well, go thy way: thou shalt not from this grove
Till I torment thee for this injury.
My gentle Puck, come hither. Thou rememberest
Since once I sat upon a promontory,
And heard a mermaid on a dolphin's back
Uttering such dulcet and harmonious breath
That the rude sea grew civil at her song
And certain stars shot madly from their spheres,
To hear the sea-maid's music.

ーベロン
「承知した。勝手になさるがよい。
だが、森からは一歩たりとも出てはならぬ、
この無礼の見舞いがすむまでは。

紳士なるパック、さぁ、ここに。

覚えていような。いつかのことを。
岬の先に腰を下ろし、人魚が海豚の背で歌うのを聴いていたときのことを。

心地よい声の音に、荒海さえも凪静まり、
その調べに天の星は気が狂うばかりに奮えていたものだ。」




SCENE I. A wood near Athens
レヴィアタン Leviathan (リヴァイアサン)


挿絵の場面と訳 海豚と人魚の続き

OBERON
That very time I saw, but thou couldst not,
Flying between the cold moon and the earth,
Cupid all arm'd: a certain aim he took
At a fair vestal throned by the west,
And loosed his love-shaft smartly from his bow,
As it should pierce a hundred thousand hearts;
But I might see young Cupid's fiery shaft
Quench'd in the chaste beams of the watery moon,
And the imperial votaress passed on,
In maiden meditation, fancy-free.
Yet mark'd I where the bolt of Cupid fell:
It fell upon a little western flower,
Before milk-white, now purple with love's wound,
And maidens call it love-in-idleness.
Fetch me that flower; the herb I shew'd thee once:
The juice of it on sleeping eye-lids laid
Will make or man or woman madly dote
Upon the next live creature that it sees.
Fetch me this herb; and be thou here again
Ere the leviathan can swim a league.

PUCK
I'll put a girdle round about the earth
In forty minutes

ーベロン
「そのときのことだ。おまえは果たして気が付いていたものか。
あのクピド(キューピッド)が、弓に矢をたずさえ
冷たい月と地球の間を飛び交いながら 狙いをつけていた。
それは西に玉座をもつ処女王ベスタ。
クピドはゆるりと引くと、勢い愛の矢を放ち、
それは千万の心を射抜くようにみえた。

だが火のように燃えさかるその鏃は、月の雨水によって消され
処女王は恋を知らずに瞑想の世界に残された。
しかし、矢が落ちたそこは、小さな花があった。
その乳白の花がたちまち紫の花にる。
その花は「恋わずらいの花」と娘たちは呼んでいる。

その紫の花を摘んできてはくれまいか。

見たことがあるだろう。
花のハーブの滴を眠れる瞼に落とすと
男も女も恋心にとりつかれ
目が覚めて最初に見る者に夢中になるのだ。
その花をここに。
すぐに戻るのだぞ。
海の魔物レヴィアタン(リヴァイアサン)の泳ぎと競うが如く。」

ック(妖精)
「地球一巡りが、このパックはたった40分」
(一瞬で消え去る)




SCENE II. Another part of the wood


この挿画がされているのは、女王タイターニアが眠っているところに、オーベロンが登場。タイターニアの妖精たちは、眠りについた女王の側をはなれるところ。

Fairy
Hence, away! now all is well:
One aloof stand sentinel.


さぁ、あちらへ参りましょう。一人は歩哨に残しましょう。

Exeunt Fairies. TITANIA sleeps
妖精は退場。タイターニアは眠りのなか。


Enter OBERON and squeezes the flower on TITANIA's eyelids
オーベロン登場。タイターニアの瞼に花の滴を落とす。


OBERON

What thou seest when thou dost wake,
Do it for thy true-love take,
Love and languish for his sake:
Be it ounce, or cat, or bear,
Pard, or boar with bristled hair,
In thy eye that shall appear
When thou wakest, it is thy dear:
Wake when some vile thing is near.

ーベロン
「目覚めて何を見ようとも
まことの愛を手にするがいい。
愛し、焦がれて、苦しむことよ。
猫でも熊でも遠慮なく。
毛が逆立つ雄豚であっても
その目に現れたものと。
汝よ起き上がれ、それが親愛なる者だ。
忌まわしきものにこそ目覚めるがよい。」

Exit
(消え去る)

Enter LYSANDER and HERMIA
(ライサンダーとハーミア登場)

さて、この妖精王オーベロンの台詞に韻を踏んでいる。

wake / take / sake
bear /  hair / appear / dear / near
韻を踏むことだけに重点を置いたようで翻訳は韻を踏まない。

ルイス・キャロルの読み物と違って、そのために日本的な表現を用いなければストーリーに支障をきたすものではない。

このシェークスピアの「夏の夜の夢」は、テーセウスの結婚の話、恋する男女の話、オーベロンとタイターニアの話、ピラマス職人たちの芝居「ピラマスとシスピー」を演じる話が軸になっている。

こうした400年ちかく前の作品に、アーサー・ラッカムの挿画は違和感もない。

ハーミアとライサンダーをとりまくもう一組の男女、そして妖精王オーベロンがその恋が成就するようにペックに任せたものの、あの紫の花の媚薬を不注意に滴を落としたがために恋仲が変わってしまう。それが元の鞘に納まる喜劇だが、それは次の機会にでも。

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