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バーンズ・コレクション 2 THE BARNES FOUNDATION
美術館 Museum / SAI
記事 バーンズ・コレクション THE BARNES FOUNDATION (Opening on May 19, 2012)

いよいよ2012年に、メリオンのバーンズ財団美術館は、ベンジャミン・フランクリン・パークウェイでオープンすることになった。バーンズ氏の遺志だったメリオンのバーンズ財団美術館のギャラリーと展示作品の記憶を、この記事に残しておくことにした。その第2弾。

第1弾は、1Fのメインホール(グレート・ギャラリー)、2Fのギャラリーを中心。ここは1Fを中心に。

といっても記憶なんかない。ニューヨーク・タイムズ、バーンズ財団、ランディ・ケネディのインタラクティブ・ツアー、、ドン・アーゴットのドキュメンタリー・フィルム、ジョナサン・マンデルのモザイクから引用と参照をした。

(注!)タイトルが曖昧なものは、ポスターのタイトルにしたので、所蔵先のバーンズ財団と相異するものがある。また別な美術館所蔵のものでも似ているものをバーンズ財団の所蔵としているものもあるので、オリジナルと参照できないものは、ポスター画像を使用していると、明記してるから。



Barnes Foundation Gallery, 1932. Photo by Pierre Matisse


バーンズ財団美術館のグレート・ギャラリーでバーンズ氏が撮影されている1932年の展示風景。現在はセザンヌ夫人の左には、セザンヌのベルビューの風景画が掛けられているが、当時はセザンヌのサント・ヴィクトワール山が掛けられていたようだ。

記事 バーンズ・コレクション THE BARNES FOUNDATION (Opening on May 19, 2012)



Barnes Foundation Gallery,  Photo by Pierre Matisse


現在Room XXIII (Gallery 23室)にかけられているルノワールの「コンセルヴァトワールの出口」は、14世紀-16世紀くらいの宗教画と展示されているが、当時はルノワールの女性水浴図が隣に掛けられていたようだ。



Barnes Foundation Gallery


この壁面には14世紀-16世紀くらいの作品が、展示されている。左上、よくわかんないです。



Austrian Master 作者不詳 Crucifixion c. 1400–1420




Gerrit Adriaensz. Berckheyde
View of a Town with Figures, Goats, and Wagon before a Church


15世紀のキリストと17世紀のオランダの画家ヘリット・ベルクヘイデ(Gerrit Adriaensz. Berckheyde)の作品が2段で展示されている。

さて、作者不詳のキリストの磔刑図なんだけど、その両脇にある小作品がわかならい。


 



Gerard David
Crucifixion with the Virgin, Saint John, and the Magdalene


ヘラルト・ダヴィトのこの作品に思われたけれど、目を凝らしてモノクロの作品画像と比較すると、なんとなくキリストと二人の聖人が描かれているみたいだ。

そして謎のままのキリストの作品の反対側にかかる作品は・・・。



German School,Three Apostles (15th)
Poster
(ポスター画像なので所蔵のものと作品自体が相異する場合あり)


バーンズコレクションには少なくとも3枚の「3人の使徒」が所蔵されている。作者不詳だけれど同じ画家が描いたみたいだ。この壁面に展示されているのは、たぶん左側だと思ったら・・・。





Italian School, 14th century
Madonna and Child with Saints
(ポスター画像なので所蔵のものと作品自体が相異する場合あり)


「Madonna and Child with Saints」(聖母子と諸聖人)っぽい。調べてみたら、イタリアの14世紀(Italian School, 14th century)に、似た感じのものがあった。イメージ的には似ているが、ポスター画像なので、もしかすると所蔵の作品と相異する場合がある。


 



Paul Cézanne Three Apples 1878–79
Pierre-Auguste Renoir Apples 1875


実際には縦長のセザンヌの「三つのりんご」と、セザンヌより小さい正方形のルノワールの「りんご」の作品。



French School, (19th century)
Peasant, 1840
Peasant Girl with Hat in a Landscape, 1840


時代はルノワール、セザンヌと変わらない時代に描かれた作品で、作者不詳。さて、一番上の右端の作品なんだけど。



Cézanne  Plate of Fruit on a Chair 1879-80





Renoir Apples 1914


モノクロの小さな作品画像だと参照しにくいけれど、結局セザンヌの「椅子の上のプレートの果物」ではなく、ルノワールの「りんご」だと判明。

ということで、僕の記事からの参照をアテにしないでください。引用はやめてっ!間違っているかもしれないから。



Wolfgang Huber  Portrait of a Man c. 1545–1550


オーストリアの画家ヴォルフガング・フーバー。



Cézanne Five Bathers (Cinq baigneuses)


このセザンヌの「水浴図」は、現在Room VIII (Gallery 8室)で、セザンヌの風景画と展示されている。


 Room (Gallery 2室)

1階のRoom供Gallery 2室)。バーンズ・コレクションには、作者不詳のグレコの模写、模倣作品が多いが、ここに正真正銘のエル・グレコの作品がある。(ホント?)引用した作品画像の右側中央あたりにあった。



El Greco
Apparition of the Virgin and Child to Saint Hyacinth


作品を参照しているうちに、バーンズ氏は作者不詳のエル・グレコの模写や模倣作品を、どこから購入したんだろう。

バーンズ氏が購入したのは、いろんな意味で高名な画商のアンブロワーズ・ヴォラール(Ambroise Vollard)だ。そしてもう一人、作家で画商のポール・ギヨーム(Paul Guillaume)だ。




Room (Gallery 3室)
Disrobing of Christ
School of El Greco 17th century


バーンズ財団のRoom (Gallery 3室)の作品で、「エル・エスポリヨ」(El Expolio)で御馴染みの「聖衣剥奪」は、エル・グレコの作品ではない。エル・グレコ派の作者不詳の模写作品だ。17世紀の作品。

16世紀の本物はこっち。トレド大聖堂聖具室の正面にある。



Catedral de Toledo(トレド大聖堂)
Disrobing of Christ
El Greco 1577-79



さて、僕が参照した画像は次の1枚なんだけど。

先に紹介したセザンヌの「サント・ヴィクトワール山」は、ここにある。全然っ、知りませんでした。初耳でした。見ていませんでした。もともと1916年頃には、「Great Room」で、セザンヌ夫人の隣にあった作品。




(C)THE BARNES FOUNDATION



Cezanne Gardanne (Horizontal View) c. 1885

下段のみ(左の壁部分から)
Édouard Manet Laundry 1875
Cézanne Gardanne (Horizontal View) c. 1885
Renoir Dancer, c.1916(ポスタータイトル使用)
Vincent van Gogh  The Postman (Joseph-Étienne Roulin)-1889
Cézanne Terracotta Pots and Flowers
?Cézanne House in Provence ?
Renoir Bather and Maid 1900-01

Cézanne Portrait de Madame Cezanne
Vincent van Gogh Still 1888
Cézanne Peasant Standing with Arms Crossed

El Greco Apparition of the Virgin and Child to Saint Hyacinth

左にあのゴッホの「ひまわり」でも有名な「ルーラン夫人」の夫、「郵便配達夫ジョセフ・ルーラン」の肖像画がある。知られている3枚のうちの1枚が、バーンズ・コレクション。

The Postman (Joseph-Étienne Roulin)-1889
記事 ひまわりとルーラン夫人(子守女)と郵便配達夫ジョセフ・ルーラン

中央はルノワール。右から二番目の肖像画は「セザンヌ夫人」(Portrait de Madame Cezanne)。左のゴッホの郵便配達夫の隣の壁にもルノワール。右はセザンヌ。



Cézanne Terracotta Pots and Flowers


作品画像にないルノワールはポスターのタイトルだから、バーンズ財団と一致しないかもしれないが、「Dancer, c.1916」のはず。そしてセザンヌ「」、マネの「Washerwoman」と続く。



Renoir Bather and Maid 1900-01


ジョセフ・ルーランの右が、セザンヌ(Cézanne)の「テラコッタポットと花々(Terracotta Pots and Flowers)」、その隣の風景画がわからない。中央はルノワールの「水浴する女と召使(Bather and Maid )」になる。



Vincent van Gogh Still 1888


セザンヌ夫人の隣はゴッホの静物画。そして右の壁面には、セザンヌの「腕組みしながら立つ小作人 0r 腕を組んだ農夫(Peasant Standing with Arms Crossed)」が展示されている。

その中央に、最初に紹介したエル・グレコの「聖ヒヤシンス(サン・ジャシント)の前に出現した聖母子(Apparition of the Virgin and Child to Saint Hyacinth)」があった。

次のRoom VI (6室)には、ゴヤ、ルノワール、ゴーギャン、コロー、モーリス・ブラジル・プレンダーガス、マティス、ジュル・パスキン、キリコなど。他に作者不明のエル・グレコの模倣作品もあった。


 Room VI  (Gallery 6室)

こちらが1階 VI室。ルノワールの作品が一番多いせいか、どこもかしこもルノワールの部屋というカンジに見える。ところが「フランシスコ・デ・ゴヤがある」と聞かされていたために、必死に探した。画家、タイトルのプレートがないため、あとでわかった。印象派の画家も描いていそうな医者の肖像画だった・・・。



Renoir Head (Tête); also called Etude de brodeuse
Renoir Pears (Poires) 1890
Renoir Lemons and Orange 1913
Renoir Nude in a Landscape 1917
Renoir Nude from the Back  1917


この室内の家具は、ペンシルベニアのバークス郡でつくられた18世紀のチェストが多いので、これもそうではないかと。この中央の「鍵」のオーナメントは、フランスのロックスミス(Locksmith)らしい。



Maurice Brazil Prendergast  Idyl 1912-15




Gauguin Haere Pape




Maurice Brazil Prendergast
Landscape with Figures 1910-12


中央はゴーギャンの「ハレ・パペ(Haere Pape)」だ。左右は先に紹介したホールの扉の上にかかっていた作品の画家とモーリス・ブラジル・プレンダーガスのもの。

なんか、だんだん飽きてきました。

 

Mademoiselle Marie Murer 1877


ルノワールの「Nude in a Landscape」の隣の壁には、「マリー・ムーラー嬢」の肖像画がある。右はワシントン・ナショナル・ギャラリー(National Gallery, Washington)所蔵のもの。



Matisse The Red Sofa 1921

このマティスの「赤いソファー」の下に、次の作品画像が展示されていている。



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy

Corot Woman in a Pink Blouse
Corot Melancholic Italian Woman 1826-27?
Renoir Girls in a Landscape 1918
Renoir The Source 1875
Renoir Bathers 1918

 

(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy

?
Renoir Two Nudes c. 1897
Cézanne Bathers 1902-04 
Francisco José de Goya y Lucientes Dr. Galos, c.1826




Cézanne Bathers 1902-04

door



Pierre Bonnard Young Woman Writing 1908

このボナールの作品のドアから見える5室の作品はスーチン
(Room V Gallery 5室 Chaim Soutine  Rabbit)




(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy


Glackens?  Zinnias in a Striped Blue Vase?
Renoir Bouquet of Roses 1882
Renoir Louveciennes c. 1872-73

Renoir Girl with Pink Bonnet 1894
Cézanne  Portrait of a Woman c. 1898




(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy

Cézanne  River Bend c. 1865
Gogh The Factory
Crucifixion(作者不詳のキリストの磔刑)
Annunciation(エル・グレコの受胎告知の模倣作品)
Jules Pascin Southern Landscape( Door ドアの上部の作品)
Chirico Sophocles and Euripides


6室のこのあたりは、セザンヌ、ゴッホ、キリコ、ジュル・パスキンに16-17世紀?の作者不詳の作品があり、結構面白かった。



Jules Pascin Southern Landscape


エコール・ド・パリ(パリ派)のジュル・パスキン。アンリ・ルソー、ユトリロ、マリー・ローランサン、アメデオ・モディリアーニ、シャガール、キスリング、シャイム・スーティン(ハイム・スーチン)、レオナール・フジタ(藤田嗣治)がパリ派。



Chirico Sophocles and Euripides




Chirico Albert C. Barnes, 1926-3


この6室にあるジョルジョ・デ・キリコの古代ギリシア三大悲劇詩人、古代アテナイの三大悲劇詩人を描いた「ソポクレスとエウリピデス」の作風を代表する形而上絵画が、同じくバーンズ財団が所有する、キリコの「アルバート・C・バーンズの肖像画」の背景にも描かれている。



17th century 「The Annunciation」
El Greco OHARA MUSEUM(大原美術館)
作者不詳のグレコの模倣作品 
After El Greco The Barnes Foundation


この6室にあるエル・グレコの模写は、誰が描いたのかは知らないが、日本の大原美術館に所蔵されているグレコの「受胎告知」のイメージに似ている。ブダペスト絵画美術館所蔵の「受胎告知」は、大原美術館の作品といっしょ。


 Room VII (Gallery 7室)




Paul Gauguin  Mr. Loulou (Louis Le Ray) 1890


ポール・ゴーギャンの作品、ルイーズ・ル・レイの肖像画。オルドルップガード・コレクションにある、9歳の少女ヴァイテ・グーピルの肖像(ジャンヌ・グーピル)を思い出させる。僕だけかもしれないけど。


 
ここにはピピン(Horace Pippin)の「Giving Thanks」 (感謝、もしくは感謝祭)があったらしい。ホントですか?



Horace Pippin   Giving Thanks 1942
? Room VII (Gallery 7室) ?


僕だけではなく、きっと他の方も、本当にこれは!と思ったものだけをなんとなくメモし、あとはひたすら時間内に鑑賞するのに精一杯だったと思う。だから、展示室の間違いは許してほしいです。


 



Luigi Settanni Woman in Hammock 1936




Degas Studies Of The Nude


Room6の室内から見えるRoom7の入り口にかかる作品は、ルイージ・セッタンニの「ハンモックの女」とドガの「習作 裸婦」になる。



Gustave Courbet  Woman with White Stockings  c. 1864
? Room VII (Gallery 7室) ?


ギュスターヴ・クールベの「白いストッキングと女」は、この7室と記憶している。クールベは、僕的に好きな画家だけど、好きな作品は限られている。

ここには、クールベの「幼子の頭部」(Head of Baby)も所蔵されてる。あの赤ん坊は嫌い。あとはスーラ(Seurat)の「女の男」(The Ladies' Man)のほかに、「習作 グランド・ジャッド島の日曜日」(Study for La Grande Jatte 1884 → ? Room VII or Room IX ?)があったのはここ?

あとは、モネ(Claude Monet)の「刺繍をするモネ夫人」(Madame Monet Embroidering)があったらしい。



Renoir Before the Bath c. 1875


ここの部屋はほとんど記憶がないというより、どの部屋も似ているのでよくわからないというのが本音。ルノワールが登場すると。Room2もRoom6もRoom13も同じギャラリーの記憶になる・・・。


 Room VIII (Gallery 8室)

 



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy


Degas Three Dancers with Hair in Braids c.1900
Renoir Girl Darning
Camille Pissarro Garden in Full Sunlight 1876


ドガの上の作品がわからない。ルノワール、ピサロの次の作品群はルノワール、ロートレックと続く。



Garden in Full Sunlight 1876




Renoir Rising c. 1909


ピサロの「庭」の隣がセザンヌ?らしき風景画とルノワールの裸婦「日の出」となる。その隣が不確かだけれどやっぱりルノワール(Renoir )で、「Woman in Pink and Yellow in a Landscape」(c. 1917–1919)ではないかと。そしてロートレック。



Henri de Toulouse-Lautrec  Reclining nude, 1897


隣にはルノワール(Renoir )の「Young Woman with Rose」、そして下段にセザンヌの作品。



 



Cézanne Bathers at Rest 1875-1876




この隣の作品群は、ルノワールやドガらの印象派。そしてモーリス・ブラジル・プレンダーガス。



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy

Renoir Seated Woman with Sea in the Distance ?
Edgar Degas Jockeys and Horses
Maurice Brazil Prendergast  At the Beach  c. 1910–13
Renoir Girl in Gray-Blue c. 1889
Renoir  Bouquet of Roses 1900
Renoir Montagne Sainte-Victoire 1889




Maurice Brazil Prendergast  At the Beach  c. 1910–13


そして最後に、ルノワールの「サント・ヴィクトワール山」がある。セザンヌの「サント・ヴィクトワール山」は、Room供Gallery 2室)にある。

ドア横の小さな三作品はわからない。

ここのく出入り口の上にかかっていたのはヴュイヤールだったと思う。2010年のオルセー美術館展で、「公園」(5作品)を鑑賞した人も多いと思う。

このオルセーの「公園」は9作品のシリーズ。記事 ヴュイヤール 公園 全9作品


ナビ派のエドゥアール・ヴュイヤールの「レッド・インテリア」は、1922年頃にバーンズ氏が購入。ヴュイヤールは、ココ・シャネルの親友ミシアがパトロンの一人。ナタンソン夫妻の肖像画は、このミシアと最初の夫が描かれている。

記事 ミシアに捧げたマラルメの扇の4行詩 ココ・シャネルの秘密から


ナビ派とセザンヌの関係も深い。ナビ派といえば、モーリス・ドニ。彼の作品もあったのだろうか。

記事 モーリス・ドニ 集団肖像画 「セザンヌ礼賛」

調べてみたら、モーリス・ドニの作品はなかった。残念。出入り口の隣の壁にはルノワールとセザンヌ。



Renoir  Portrait of a Young Woman c. 1885




Cézanne Rocks and Trees c. 1904


この2作品の隣もセザンヌとルノワール。



Cézanne Five Bathers (Cinq baigneuses)


この作品の下にルノワール。「Composition, Five Bathers」(c. 1918)があった。そして隣の作品群の画像がこちら。



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy


Renoir Reading (La Lecture) c. 1891
Renoir Woman in Blue Skirt 1917
Van Gogh
Thatched Cottages in the Sunshine: Reminiscence of the North



 



Van Gogh
Thatched Cottages in the Sunshine: Reminiscence of the North

 



 



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy
Cézanne Village at the Water's Edge c. 1876
Cézanne Still Life 1892–1894




Charles Demuth No, No O God! 1918



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy

Cézanne Bather at the Seashore c. 1875
Claude Monet  Ritratto di madamoiselle Bonnet 1873
Honore Daumier,Water Carrier
Claude Monet  Monet Monsieur Cogneret, 1880
Charles Demuth No, No O God!(Illustration No. 18 for Wed)
Cézanne Bibémus 1894–1895


 Room IX (Gallery 9室)

 
だんだん、飽きてきました。

ハリー・セファルビ?(Harry Sefarbi)、モネ、セザンヌ、ルノワールがある9室。画家ハリー・セファルビ?(1917 - 2009)は、バーンズ財団で絵画教育に関係してきた人らしい。



Harry Sefarbi, Interior: Jim 1949


ここはRoom IX (Gallery 9)だけれど、ハリー・セファルビが、2007年頃にRoom XIX(Gallery19)でインタヴューに答えている写真がある。




Harry Sefarbi,  バーンズ財団 19室 で
 Room XIX(Gallery 19室)
(C)The New York Times



僕がもっとも混乱しているのは、このギャラリーだ。僕のメモにはルノワールの「Sailor Boy」のかかる左側に、モネの「House Boat」があることになっていたが・・・。

もしかしたら、同じギャラリーだったのか。ルノワールの「Sailor Boy」と「Girl with a Jump Rope」は?

セザンヌの風景画のような作品の下に青い服の子供の肖像画。その左に二段に作品が展示されて、その次の列にモネ。



Renoir Girl with a Jump Rope 1876


少年、少女や幼女の作品が多かった気がする。モネの作品の上にも少女の肖像画が掛けられていた。Room VII (Gallery 7室) のゴーギャンのルイーズ・ル・レイの肖像画がここにあったらピカ一だったのにね。



Renoir Girl on a Balcony, Cagnes c. 1911




Claude Monet The Studio Boat 1876


この壁面の一番左側がモネであって、次の壁面にはルノワールだった気がする。調べたら「Woman Daydreaming」(1913)だった。

さて、ルノワールの描いた「Sailor Boy」の左には「Garden Scene in Brittany」(1886)、右には「Landscape with Figures, Near Cagnes」(c. 1910)が展示されていた。はず・・・。個人所蔵(Private Collection)の「Cagnes Landscape with Woman and Child」(1910)は、このバーンズ・コレクションの「Landscape with Figures, Near Cagnes」とほとんど同じ作品。


 
さて、ここはどこか教えてほしい。



room ?-(c)The New York Times


ルノワールのこんな作品、みんな同じに見える僕。ニューヨークタイムズにあった画像。だんだん、ひどく飽きてきたのでタイトルとかは、気が向いたときに。


 



(C)The Barnes Foundation
room ?


怪しい少女の肖像画からはじめたかったけど、メモがどこかに消えた。この次に。→メモ見っけた。「Little Girl with Fruit, c.1840 」(作者不詳 French School, 19th century)。さて、上段とばして下段。上段は気が向いたときに書き加えるつもり。



Rousseau The Laundry Boat of Pont de Charenton




Rousseau
Bouquet of Flowers 1909-10
Bouquet of Flowers with China Asters and Tokyos 1910




Henri Matisse Blue Still Life 1907




Rousseau The Family 1890-1900


ここはアンリ・ルソー、アンリ・マティスで、「アンリ」づくしのコーナーだ。


 
2階の階段の上部に展示されているマティス。その階段の壁の左右にかかる作品を探しても見つからなかった。残念。



Henri Matisse
Le Bonheur de vivre, also called The Joy of Life


アンリ・マティスの「生きる喜び」だ。この作品のスケッチは、サン・フランシスコ美術館にある。まだ続く。気が向いたときにここに追記する。今日はもう飽き飽きしたから、おしまい。


 
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バーンズ・コレクション 1 THE BARNES FOUNDATION (Opening on May 19, 2012)
美術館 Museum / SAI
バーンズ財団は、バーンズ・コレクションをメリオンからフィラデルフィア中心地に移す決定がされたのは2004年のことで、いよいよ来年の2012年にオープンする。

創始者バーンズ氏の遺言を覆した決定は、住民の反対運動も届かず。政治が国民の意思を無視した決定とも似ているが、芸術をめぐる有力者たち、そしてバーンズ氏との師弟関係者たちが、バーンズ・コレクションを存続させるためから、紛争の終焉として「移転」となった。

もっとも財団の財政難がこの移転の引き金かもしれない。ベンジャミン・フランクリン・パークウェイにコレクションは移され、メリオンに残るのは樹木園と資料室。

移転される前に、メリオンのバーンズ財団美術館の記録を残しておこうと思ったら、これまでになく長い記事になった。約2500点という展示作品の姿を残すつもりは毛頭ないけれど、この作品もあったんだーと鑑賞した記憶がないものが溢れて最初は捗った。

ニューヨーク・タイムズ、バーンズ財団、ランディ・ケネディのインタラクティブ・ツアー、、ドン・アーゴットのドキュメンタリー・フィルム、ジョナサン・マンデルのモザイクから引用と参照をした。






(C)THE BARNES FOUNDATION


この人、医化学者 アルバート・C・バーンズ 。1951年に死去。写真は「偉大なる部屋」(メイン・ホール)で、スーラとセザンヌの作品展示の壁を背景に撮影されている。よく見ると、コローの女性の肖像画がはずれている。



Models, 1886-1888 by Georges Seura


スーラの「ポーズする女たち」(ポーズするモデルたち)では、背景に自作の作品「グランド・ジャッド島の日曜日」(シカゴ美術館所蔵)を描いている。バーンズ・コレクションにはこの作品以外にも、スーラがいくつかあった。



Seurat Study for La Grande Jatte 1884


バーンズ・コレクションには、「ポーズする女たち」の背景に描かれた「グランド・ジャッド島の日曜日」の習作があった。これから「ポーズする女たち」がモデルとして登場する前の作品だから、並べて展示すればいいのにと思った。




Paul Cézanne, Card Players , 1890-1892


ご存知のように薬品開発で巨万の富を手にしたアルバート・C・バーンズは美術蒐集に明け暮れ、12万エーカーの土地に建つ邸宅にびっしり。彼は単なる愛好家ではなく、芸術の教育に力を注いだために、限定された公開となっていた。






ジョナサン・マンデルのモザイク 部分(detail)




1922年の財団創設時には、ペンシルベニアのメリオンにあった。バーンズは制作年にこだわらず装飾家具や美術工芸品とともにシンメトリーな展示のルールを信託。それは永遠に変更されることがないように。

ところが財政難で、フィラデルフィアのベンジャミン・フランクリン・パークウェイに移転。バーンズ・コレクションを、1922年当時のままに維持することができなくなったということだ。


 
ここ、どこだったっけ。僕の手元に不明の画像がひょこり。

出入り口の右側には、ジャン・ユゴーの作品。あの「レ・ミゼラブル」で有名なユゴー(Victor-Marie Hugo)の曾孫になる。




(C) The Art of the Steal


バレー美術館所蔵の作品「Huy」とそっくり。窓がないだけ。まるで間違い探しのように、他の美術館所蔵の作品と同じパターンが多いバーンズ・コレクション。




Jean Hugo, Huy (Meuse Valley) 1941
このバレー美術館所蔵には、窓がある。



門外不出だったはずのバーンズ・コレクションは、1994年に国立西洋美術館で展示された。財政難のためだろう。80点が出品された。

2009年には、ドン・アーゴット(Don Argott)のドキュメンタリー・フィルム「The Art of the Steal (アート・オブ・ザ・スティール)」で、バーンズ・コレクションの金融政策に焦点をあてながら、その創始者バーンズ氏の意思に背く決定を、市民の反対運動、関係者のインタビューから制作された。

The Art of the Steal (THE OFFICIAL TRAILER)


 
バーンズ・コレクションは、ネットでも公開されている。

The Barnes Foundation



(C)THE BARNES FOUNDATION Room XXIII (Gallery 23室)


ちなみにモディリアーニは13点、ルーベンスが2点、アンリ・ルソー18点、ロートレック1点、クールベが2点、モネ2点、マネは4点公開されていた。

バーンズ氏が最初に購入した作品は何なのだろうか。気に入って自分で買ったのだろうか。



ウイリアム・グラッケンス(William Glackens)
自画像 (Self-Portrait) 1908


バーンズ氏は、このバーンズ・コレクションにも作品がある画家、ウイリアム・グラッケンス(William Glackens)、アルフレッド・ヘンリー マウラー (Alfred Henry Maurer)に依頼した。購入されたのは、ゴッホの郵便配達夫ジョセフ・ルーラン(Room供法▲團ソの煙草を持つ女(Room X)、ゴーギャンのハレ・ペパ(Room VI )。1912年のことだ。



バーンズ氏に依頼された二人の画家の作品がこの壁面にもある。右上がアルフレッド・ヘンリー マウラー (Alfred Henry Maurer)の「小さな家」(Small House)、左上は不明。

上段中央はジュル・パスキン
Jules Pascin Two Nudes–One Standing, One Sitting 1913

そして、ウイリアム・グラッケンス(William Glackens)は3点展示されている。Girl in Green Turban c. 1913、Race Track 1908–1909、Self-Portrait 1908が展示画像の作品となる。


美術館としてスタートしたのは、セザンヌの「カード遊びをする人々」を購入した1925年のことだ。バーンズ・コレクションで所有するウイリアム・グラッケンスの作九品は、セザンヌと匹敵するくらいある。



ところで、別ブログでアップした記事「ミュージック・ビデオ 70 Million by Hold Your Horses! 音楽と名画の興宴」で、名画に扮したフランスのバンド「Hold Your Horse!」の動画と作品を紹介した。

2011年の今年、「Hold Your Horse!」の「印象派編」がBBCで制作された。



70 Million by Hold Your Horse!Impressionists




Barnes Foundation Room (Gallery 2室)
Victoire Barnes by Cézanne


この印象派編でセザンヌの「サント・ヴィクトワール山」は、バーンズ・コレクション所蔵のものだと思った。違う?

ところで、僕はこのセザンヌを観た記憶がないんだけど・・・。正直、「サント・ヴィクトワール山」のシリーズは全然っ、興味も関心もない僕だから、記憶に残らなくて当然だけど。


Great Room

 
このセザンヌの「サント・ヴィクトワール山」は、1920年代には、「Great Room」のセザンヌ夫人の隣に展示されていた。

現在は別のギャラリールーム。



Great Room (C)THE BARNES FOUNDATION


ちなみに、この中央の上段の「ポーズをとる女たち」のスーラ、下段のセザンヌの「カード遊びをする人々」も、「70 Million by Hold Your Horse!Impressionists」で演じられている。

セザンヌ 記事 70 Million by Hold Your Horse!Impressionists (BBC)
スーラ 記事  70 Million by Hold Your Horse! Impressionists 印象派編



Maurice Brazil Prendergast The Beach "No. 3"



Henri Rousseau  View of the Quai d' Asnières


バーンズ・コレクションに多いのは「印象派」。「カード遊びをする人々」の隣には同じくセザンヌの「酒飲み」、「レダと白鳥」、などが掛かっている。コローの婦人の肖像画、扉の上にかかる画は、ルソーの「木の幹のある風景」とモーリス・ブラジル・プレンダーガストの「海辺」。



Jean-Baptiste-Camille Corot
Mme de Larochenoire, Wife of the Painter
1870   (Woman in Grey)




Cezanne  Oranges and a Bottle


そして、この正面の左側には、マチスの「ダンス」の壁画があり、その下にはピカソとマチスの作品が窓をはさんで掛けられている。




ジョナサン・マンデルのモザイク「バーンズ財団の偉大なる部屋」





Matisse’s Seated Ruffian 1912 -1913(1916)


マティスの「リフィアン」は、もう一枚がエルミタージュに所蔵されている。



Matisse’s Standing Riffian 1913
Hermitage, St. Petersburg, Russia


座っている「リフィアン」と立っている「リフィアン」の作品。



Picasso’s The Peasants (1906)


そしてマチスとピカソに向き合う壁にはルノワールが目につく。



(C)THE BARNES FOUNDATION


以前にRYO〜が記事にしていた「女の柱像」の作品があった。本当に漬物石にでも潰されそうなカンジだった。

記事 ルノワール(Renoir) カリアティデス(女像柱 Caryatids)



Renoir  Reclining Nude (c.1895)


カリアティデス(Caryatids)の対画の中央にあるのが、これまたルノワールの「横たわる裸婦」(1910)の作品。



Renoir Woman with Capeline(1890)


ちょっと自信がない作品は省いて紹介。



(C)Interactive Tour Through the Barnes Foundation
 for Randy Kennedy


ルノワールの「横たわる裸婦」の下にある、たしか風景画だったと思うが、セザンヌかルノワールか、よく覚えていない。その「?」の作品の左右にあるのが、ルノワールの「編み物をする婦人」と「少女の頭部」になる。



Woman Crocheting  (1877)
Head of Young Girl (1885)




 Paul Cézanne  Trees and Road(1890)


セザンヌの「木の下の道」、ルノワールの裸婦、倦怠感あふれる女性がショコラのカップを手にしている作品「La Tasse de chocolat」と続く。



Renoir Bather Drying Herself (1908)




 Paul Cézanne Ginger Jar





扉を挟んで、ルノワールは別の「横たわる裸婦」(1895)の作品に対の女性の作品を描いている。きっとバーンズの趣味なんだろう。



Renoir  Reclining Nude (c.1895)


ロンドンのナショナル・ギャラリーにももっと若い少女の横たわる裸婦像の作品がある。→記事 ピエール=オーギュスト・ルノワール



Renoir
Girl with Basket of Fish
 Girl with Basket of Oranges



 
この作品群の下には次のセザンヌの作品のほかに、「セザンヌ夫人」の肖像画なんかがある。



Paul Cézanne Group of Bathers




Paul Cézanne Man with a Vest




Paul Cézanne The Bellevue Plain, also called The Red Earth



 
セザンヌの水浴の下には、「赤いベストの少年」(Boy in a Red Vest)、そしてベルヴューの隣に「セザンヌ夫人」(Madame Cezanne Barnes)となっている。そしてルノワールの裸婦たち。女性の「水浴」(Bathers)で、次の壁に移ることにする。

ジョナサン・マンデルのモザイクには、次の添え書きがあった。
Henri Matisse’s The Dance (1932-33). Beneath this are Matisse’s Seated Ruffian (1916) and Pablo Picasso’s The Peasants (1906). The next painting is Maurice Prendergast’s The Beach (1914-15) (white calcite with black veining & green tremolite). The back wall features renderings of Paul Cezanne’s The Drinker (1895-1900), Paul Cezanne’s Oranges and a Bottle (1890-94)(banded onyx), George Seurat’s Models (1887-8)(pink and white jasper, rubellite tourmaline in quartz, turitella agate (fossilized sea shells), poppy jasper and stromatilite (fossilized algae), Paul Cezanne’s The Card Players (1890-92), Jean-Baptiste Camille Corot’s Woman in Grey (1842), and Paul Cezanne’s Leda and the Swan (1880-82). The angled wall to the right of the rear wall houses Henri Rousseau’s Landscape with Tree Trunks. (1887)(sodalite, green tremolite and parrot wing jasper). The far right wall has nineteen paintings. Pierre-Auguste Renior’s Caryatids (1910)(sodalite), Renoir’s Seated Figure in a Landscape (1918) (kaleidoscope jasper contains quartz, amethyst, malachite, chrysocolla and azurite), Renoir’s Anemones (1905)(bird’s eye rhyolite), Renoir’s Figs and Candy Jar (1914) (kaleidoscope jasper), Cezanne’s Large Oak (1890-94) (kaleidoscope jasper), Renoir’s Girl with a Yellow cape (1901) (unakite), Renoir’s Reclining Nude (1910)(parrot wing jasper and picture jasper), Renoir’s Woman Crocheting (1877)(hickoryite jasper), Renoir’s Bust of a Nude (1909), Renoir’s Farmhouse (1917)(kaleidoscope jasper), Renoir’s Bather Drying Herself (1909)(unakite), Renoir’s Caryatids (1910), Renoir’s Head of a Girl (1885)(noreena jasper), Renoir’s A Cup of Chocolate (1912), Cezanne’s Study for Railroad Cut (1867-70) (kaleidoscope jasper), Cezanne’s Ginger Jar and Fruit (1895)(glass shard), Renoir’s Fruit and Bonbonniere (1914) (bird’s eye rhyolite), Renoir’s Head of a Girl with a Hat (1893), and Renoir’s The Henniot Family (1876)(glass shards and green jade).by Jonathan Mandell’s Barnes Foundation Great Room



(C)Interactive Tour Through the Barnes Foundation
 for Randy Kennedy


セザンヌの「水浴する女たち」、ルノワールの「画家の家族」がメインに飾られ、ティントレットなどの作品がある。



Paul Cézanne The Large Bathers


ロンドン・ナショナル・ギャラリー(National Gallery, London)にもある「Large Bathers」は、ご存知のセザンヌ。この下にはルノワール。そして人物画や風景画が2段に左右に展示されている。上部の比較的小さな作品は、左端はたぶんコロー(Jean-Baptiste Camille Corot)の「レメーストル夫人(Mme Lemaistre)」、次わかりません。中央の右が、オノレ・ドーミエ(Honore Daumier)の「二人の酒飲み(Les Deux Buveurs)」、一番端もわかりません。



Renoir  The Family of the Artist 1896


ルノワールの「画家の家族」は、ヴェロネーゼはヴェロネーゼでも、こちらはボニファーツィオ・ヴェロネーゼ(Bonifazio Veronese :Bonifazio de' Pitati in Verona)の人物画「二人の預言者 Two Prophets」(c. 1520)と、ティントレット(Tintoretto)の「二人の使徒 Two Apostles」(late 16th century)が左右に展示されている。



Attributed to Bonifazio de' Pitati , Two Prophets
Jacopo Tintoretto, Two Apostles


ただし、ボニファーツィオ・ヴェロネーゼの方は、「彼の作品とされている」と、前置きがあった。さらにこの作品の左右にあるのがセザンヌと、たぶんルノワール。

バーンズ氏の美学にある、左右対称、形、色、大きさに加えて、この二つの作品のタイトルと二人の人物も、展示の技だとすると、ちょっとした感動だ。

意識した美学での他の展示は別にどうってことないけど。



Cézanne The Large Pear (1895–1898)




Renoir  Environs of Berneval 1879


ルノワールの方は、こんな感じの作品って結構あるので、「たぶん」これじゃぁないかと・・・。



William James Glackens
The Bathing Hour, Chester, Nova Scotia




William James Glackens
The Raft 1915


正面のセザンヌ、ルノワールのメインの壁の両脇にある出入り口。その二つの上部に展示されている作品は、バーンズ氏の最初の絵画作品の依頼を受けたウイリアム・グラッケンスによるものだ。

バーンズ氏が、壁にかかるルノワールの作品の前で、手に取る作品を愛犬と共に鑑賞している写真がある。



(C)THE BARNES FOUNDATION


手にしているのは、14〜16世紀くらいの聖母か聖人らしき人の作品。どこに展示されていたのだろう。


 



Room X (Gallery 10室) (C)THE BARNES FOUNDATION


ここはRoom X (Gallery 10室)の部分。この画像はマティス中心に、スーティンが展示されていいる壁面。そしてモディリアーニ、ピカソ、マティス、ブラックらの作品が展示されている壁面もある。はじめはモディリアーニの壁面から。


 Room X (Gallery 10室)





Nu au divan bleu




Redheaded Girl in Evening Dress


マティスの青いカウチの裸婦(Nude on a Blue Couch)、モディリアーニのイヴニングドレスの赤い髪の少女(Redheaded Girl in Evening Dress)、そしてマティスの静物画が、ピカソの隣の作品にならんでいた。



(C)The Weird and Wonderful Barnes Collection
Matisse Head of Young Girl, 1917
 Picasso Three Nudes, 1881
Matisse Anemones in a Glass Vase, 1919

Matisse Blue Villa, Nice, 1917


 

Matisse Reclining Figure in a Lavender Dress, 1919


マティスの「青いカウチの裸婦」は、モディリアーニの「イヴニングドレスの赤い髪の少女」の上に展示されている。



(C)The Weird and Wonderful Barnes Collection

Matisse Reclining Figure in a Lavender Dress, 1919
 Picasso ?
Georges Braque  The Pitcher
Matisse  Still Life with Lemon
Matisse  Flowers in a Pitcher 1908


モディリアーニは、集合アトリエのラ・リュッシュ(蜂の巣)で生活するエコール・ド・パリの画家たちの一人だった。


 
モディリアーニの作品の右側。ブラックとマティス。



Georges Braque  The Pitcher





Matisse  Still Life with Lemon


この作品の下にはマティス(Matisse)の静物画「水差しの花」(Flowers in a Pitcher 1908)が展示されている。



場所を変えて、最初の壁面画像の10室の壁側をみる。出入り口の上に飾られている作品はマチス。



Henri Matisse Reclining Nude with Blue Eyes



 



Matisse  The Green Dress




Matisse  The Sea Seen from Collioure



 



Matisse  The Red Couch




Chaim Soutine  Blue Woman

バーンズ氏は「スーティン(スーチン)はゴッホよりもはるかに重要な画家である。」と絶賛し、彼を極貧の画家、通り名「汚し屋」を世に送り出した。


 



Matisse  Seated Nude in a Tan Room



 



Henri Matisse Reclining Odalisque (1928)




Pablo Picasso Young Woman Holding a Cigarette



 




 Room XIII (Gallery 13室) 

 
Room XIII (Gallery 13室)  画像はかなり大きいです。ドラクロワ、アルフレッド・シスレー、ゴッホ、マネ、セザンヌ、ルノワールがある。



13室 北側




Renoir  Roses and Small Nude 1916
Renoir  Young Mother  1881 (母と子)




Renoir  Andrée in Pink, Reclining 1918
Renoir  Children on the Seashore, Guernsey 1883
Gogh  The Smoker 1888
Renoir  Strawberries and Almonds 1897
Cézanne  Millstone and Cistern under Trees 1892-94


このルーム13には、このゴッホの「喫煙者」(パイプを吸う男)のほかに「ベッドの裸婦」(Nude woman on a bed)もあった。ゴッホの作品で一番嫌い。というか、ほかの絵画作品でも特に嫌い。ほかに、セザンヌの「少年と骸骨」(Jeune homme a la tete de mort)がある。



Renoir  Apple and Pear 1909
Renoir  Noirmoutier 1892
Manet  Young Girl on a Bench 1880
Renoir  Houses on a Hill 1908
Renoir  Picnic (Le Déjeuner sur l'herbe)




Alfred Sisley  Saint Mammès–Loing Canal 1884
Eugène Delacroix  Saint Michael Defeats the Devil 1850


アルフレッド・シスレーの「サン=マメのロワン運河」の下には、ドラクロワの「聖ミカエルに敗北する悪魔」がある。この作品は、サン・フランシスコ美術館にもある。僕はルノワールは嫌いだから、好きな画家の作品を発見するとモチベーションがあがって、最後まで鑑賞できた。



Renoir  Meadow (La Prairie) c. 1880 (door)
Renoir  Landscape c. 1917
Renoir  After the Bath 1910
Renoir  Odalisque with Tea Set c. 1917–1919
Renoir  On the Grass c. 1873
Renoir  Girls in the Grass Arranging a Bouquet
Renoir  Portrait of Jeanne Durand-Ruel 1876
Renoir  Seated Female Nude, Profile View c. 1917
Renoir Luncheon 1875
Renoir Landscape 1911 ?
Renoir Bather Drying Herself c. 1901-02



 Room XIV (Gallery 14室)


 



(C) The Art of the Steal


真ん中がアンリ・ルソーの「虎に襲われた兵士」。右端がロートレックの人物画で「女の肖像画」だったと思う。「モンルージュ(ローザ・ラ・ルージュ)」のような感じ。あとでわかったんだけど、ルソーの左がなんと、ティントレット(Tintorett)だった。そしてパオロ・ヴェロネーゼ(Paolo Veronese)があった。

ルソーの左側から作品を紹介。象徴主義のオディロン・ルドンからはじめる。



Odilon Redon  St. George and the Dragon




Veronese (Paolo Caliari)




ヤン・ファン・ホーイェン(Jan van Goyen)


オランダ絵画黄金期の画家ヤン・ファン・ホイエンの作品じゃないかと。



ティントレット Tintoretto (Jacopo Robusti)




Henri Rousseau Eclaireurs attaques par un tigre




Gustave Courbet  Woman With Pigeons




Blasco de Granen
Saint Catherine of Siena before Pope Gregory XI


他には、ユトリロ(Maurice Utrillo)の「Palace of the Popes, Avignon」、ドーミエの「The Ribalds」、ゴッホの「The Brothel」に、エル・グレコの可能性があるとされている「St.Francis and Brother Leo Meditating on Death」(Possibly by El Greco)があった。



Possibly by El Greco(エル・グレコの可能性)
St.Francis and Brother Leo Meditating on Death


エル・グレコは、ほとんどがグレコ派の作者不詳の模写とか模倣作品で、エル・グレコの作品としてバーンズコレクションにあるのは1枚ぐらい。「Apparition of the Virgin and Child to Saint Hyacinth」(Room供だけだったと記憶。

定かじゃないのがルノワールの「 Mussel Fishers at Berneval」で、ここだったか2室だったか?


 
Room XV(Gallery 15室)、XVI(Gallery 16室)、XVII(Gallery 17室)、XVIII(Gallery 18室)は残念なことに公開されている情報がなく、参照することができなかった。


 Room XIX Gallery 19室

 
マティス、モディリアーニ、ピカソ、ルソー、キリコ、スーチン、ジョルジュ・ルオーらの作品が中心となったギャラリー。



Three Sisters with an African Sculpture
Three Sisters with Grey Background
Three Sisters and The Rose Marble Table


マティスの三部作「三姉妹と黒人彫刻」は、ピカソ側の壁の反対側に展示されている。この壁は右のマティスの「音楽のレッスン」と続く。



Room XIX Gallery 19室




Chaim Soutine Praying Man c. 1921


スーチンの男の肖像画の隣はユトリロ(Maurice Utrillo)の作品「Street in Montmartre」だったと思われる。追記:その上がマティス(Matisse)の「Girl in a Black Dress on a Balcony, 1917」だった。



Amadeo Modigliani  Boy in Sailor Suit


このRoom XIX(Gallery 19室)には僕の好きなアンリ・ルソーの「過去と現在、あるいは哲学思想」があった。



Henri Rousseau
The Past and the Present,
or Philosophical Thought 1891


ここにはもう一枚ルソーの作品があった。モディリアーニの二人の詩人の肖像画が左右にある。それはもう少しあとで。

この作品群の向かえにある壁にはマティス。たくさん描いている「金魚」だ。直訳して「金魚のスタジオ」になる。



Henri Matisse Studio with Goldfish 1912


このマティスの金魚の隣は、モディリアーニ。二本の木が斜めっている作品(Cypresses and Houses at Cagnes 1919)が展示されていた。

右側には同じくマティスの「
Confidence, 1922 」(Interior with Two Figures, Open Window)、スーチンの「Young Girl in Red Blouse」があった。







Henri Matisse  Odalisque with Tambourine
(Seated Odalisque)




Matisse Red Rug




Giorgio De Chirico  The Arrival




(C)The New York Times
Harry Sefarbi,  バーンズ財団 19室 で


画家ハリー・セファルビの作品は、Room IX (Gallery 9 室)にある。ハリーの背後にはマティス、キリコ、スーチンがある。最初のマティスの「オダリスクとタンバリン」は、この部屋にあるはずだが、この壁面だったかは曖昧。



バーンズ氏とマティスの音楽のレッスン




 Matisse The Music Lesson


マティスの「音楽のレッスン」の右端は、スーチンの「Man in Blue」(c. 1921)があった。

ここから、ピカソの作品の壁へと移る。



 Matisse The Madras 1907



このマティスのマドラスは、19室に展示されている「赤いマドラスの帽」の描かれた人物は、15室にも1枚あった。



Room XV Gallery 15室
Red Madras Headdress 1907





Picasso  Child Seated in an Armchair




Picasso  Acrobat and Harlequin 1905


このRoom XIX(Gallery 19室)には、ジョルジュ・ルオー(Georges Rouault)の「軽業師と二匹の犬」(Acrobat with Two Dogs )がある。ルオーとマティスはフォーヴィスム(Fauvisme、野獣派)を代表する。二人ともギュスターヴ・モローが師になる。

ルオーはギュウターヴ・モロー美術館の初代館長。残念だけどルオーの作品画像はないので・・・。悪しからず。

他にはモディリアーニ(Modigliani)の作品で、元恋人の女流詩人
ベアトリス・ヘイスティングス(Beatrice Hastings)の肖像画、詩人で画商のレオポルド・ズボロフスキー(Leopold Zborowski)の肖像画があった。



Portrait of a Woman in a Landscape


モディリアーニ(Modigliani)の二人の詩人の肖像画の中央には、このアンリ・ルソーの作品。


バーンズ・コレクションのピカソ 
記憶にないバーンズ・コレクション その1


こんな作品がどこかにあったらしい。全然見てない。 



Seated woman on a striped floor-1903


僕の好きなピカソは、青の時代、赤の時代なんだけど、この作品は嫌い。



At the Theater 1901


なんかロートレックみたいだ。


Room XX供 gallery 22室)


 



(C)THE BARNES FOUNDATION


バーンズ氏の美学は「色彩、構成、形、バランス」を重視したシンメトリーな配置に象徴される。



Henri Matisse  Interior with Seated Figure


モディリアーニの作品は実物が一番。よくみられる美術書やポスター画像では、魅力がマイナスになる。美術書やポスターのイメージだと、嫌いな人が増える気がするのは僕だけ?



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy
Charles Demuth  Musician ?1918
Modigliani Madame Hanka Zborowski 1919


チャールズ・デムスの作品がある。彼はLGBT(同性愛、バイセクシャル、トランスジェンダー)であり、アヴァンギャルド(avant-garde)で成功。バーンズ・コレクションの所蔵数も多い画家の一人。

Room XX兇砲蓮▲Εぅ螢▲燹Ε哀薀奪吋鵐后▲リコ、ピカソ、チャールズ・デムス、モディリアーニ、ロートレック、マティス、ピエール・ボナール、ジュル・パスキン、ピュトー派のロジェ・ド・ラ・フレネー、パウル・クレー、アフロ・バサルデラなどがある。



Picasso Head of a Woman
Picasso Still Life with Glass
Modigliani Madame Hanka Zborowski 1919




Charles Demuth  Musician 1918
Charles Demuth  In Vaudeville 1920




Charles Demuth  In Vaudeville 1920
  Picasso Head of a Man
Modigliani Portrait of Jeanne Hébuterne 1918


チャールズ・デムスの「ヴォードヴィル(軽演劇)にて:アクロバットダンサーと帽子」の下にある大きな女性の肖像画は「ジャンヌ・エビュテルヌ」の肖像画。モディリアーニの内縁の妻であり、モディリアーニが、1920年に病気で亡くなると、身重のジャンヌは2日後に後を追った。




Room XXI (21室)


モディリアーニの「背中を見せて横たわる裸婦(Reclining Nude from the Back)」、「美しい家政婦(The Pretty Housewife)」は、Room XXI (21室)にある。


モディリアーニの肖像画の左右とも、パブロ・ピカソ(Picasso)の作品。「女性の頭部」(Head of a Woman)、「男性の頭部」(Head of a Man)になる。



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy


モディリアーニのジャンヌの肖像画の出入り口の上に展示されている作品。ドアの向こう側23室にはティリー・ロッシュ(Tilly Losch)の「The Creek 」が見える。


ウイリアム・グラッケンス(William Glackens)の「Landscape–Factories」(c. 1914)だった。



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy
Robert Lotiron Two Men Playing Backgammon
Jules Pascin  Southern Scene 1930
Paul Klee Village among rocks, 1932 (no 280)
Afro Basaldella St. Martin, 1949
Giorgio de Chirico Mysterious Bathers, c.1930
Pierre Bonnard Woman with Dog-1908


ここが僕の一番良かった場所。だけど作品名と画家がよくわからなかったのが何枚かある。ポスターで売られているものがあるので、そのタイトルと参照したから、バーンズ財団とのタイトルは違うかもしれない。



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy
Robert Lotiron Two Men Playing Backgammon
Jules Pascin  Southern Scene 1930


ロベール・ロティロンの「バックギャモンをする二人の男」はポスターにもあるけど、ジュル・パスキンにしても、アフロ・バサルデラにしても、可哀相なくらいにポスター作品は酷すぎっ!

もう少し高くてもいいから、オリジナルを損なうようなポスターは作らないでほしい。



Pierre Bonnard Woman with Dog-1908


このボナールの「婦人と犬」は、ポスター画像を使用している。



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy
Alexis Gritchenko Landscape with Arch and Goat
Henri Matisse Woman Reading at a Dressing Table


アフリカの彫像のケースの上に展示されているのは、ピュトー派のロジェ・ド・ラ・フレネー(Roger de la Fresnaye)の作品。



Roger de la Fresnaye  Married Life  1913
THE BARNES FOUNDATION


同じ時期の制作で同じタイトルの作品「結婚生活(夫婦生活)」が、 ミネアポリス美術館(Minneapolis Institute of Arts)にもある。



Roger de la Fresnaye  Married Life  1913
Minneapolis Institute of Arts


ここにはロートレックの作品もあった。



(C)Interactive Tour  for Randy Kennedy
Alexis Gritchenko Landscape with Greens and Browns
Henri de Toulouse-Lautrec  A Montrouge-Rosa La Rouge
German School, Interior with a little girl at a Window, 1607




Henri de Toulouse-Lautrec
La blanchisseuse 1886-87 Christie's
A Montrouge-Rosa La Rouge THE BARNES FOUNDATION
La Rousse à la blouse blanche 1889 Private Collection?


ロートレックの「モンルージュで(赤毛のローザ)」に描かれているモデルは、他の作品にもよく描かれている。14室(Room XIV)にある女の肖像画も似た雰囲気。

スタンダールの「赤と黒」(1830)で、赤は軍人を示すと言う説があるが、この赤毛のローザの「赤」も、ナポレオン3世あとのフランス第三共和制期の政治的な色を示しているという。

クリスティーズでオークションに出品されていた「洗濯女」は、印象派も描いていた、当時の貧しい女たちの職業を象徴している。


Room XXIII (Gallery 23室) ?


ここがRoom 23かは曖昧。でもこの2枚の展示画像は確かだったと思ったので、23室として紹介。バーンズ財団を訪問した方、僕の記憶と参照の間違いがあれば教えてください。

ここには14世紀、15世紀の作者不詳の作品のほか、ルノワール、キリコ、アルフレッド・ヘンリー マウラー 、アロ・アルトリップ、ピカソ、ルソー、ユトリロなどがある。



(C)THE BARNES FOUNDATION
Alo Altripp Plant Form, 1938
Giorgio de Chirico The Red Tower 1913
Three Saints: Bishop Saint, St. Roch and St. Sebastian, c.1460-80
German School, Crucifixion with Mary and John
Renoir  Leaving the Conservatory 1876–1877
German School, Two Female Saints (14th century)

Alfred Henry Maurer Still Life - Jardiniere




Giorgio de Chirico The Red Tower 1913


ここにキリコの作品、「赤い塔」があった。結構キリコの作品も多い。というか、キリコすぐキリコとわかる作品なので、記憶に残っているから、そう感じるのだろう。



Renoir  Leaving the Conservatory 1876–1877


ルノワールの「コンセルヴァトワールの出口」(Leaving the Conservatory)は、パリ国立音楽・演劇学校で、時々タイトルが「After the Concert」(コンサートの後で)になっているものもある。なぜ・・・。

最後の部屋にもピカソの作品があった。



Pablo Picasso Girl with a Goat 1906


ここにはマティスの「French Window at Nice」(1919)もあった。そして、またまたアンリ・ルソーも。



Unpleasant Surprise 1901


1994年の国立西洋美術館での「バーンズ・コレクション展」では、ルソーのこの作品は、「不愉快な出会い」となっていた。ユトリロ(Maurice Utrillo)の作品もあちこちにあるが、作品画像が公開されていないので、タイトルなどがわからない。残念。



(C)Michael T Regan Photography
Maurice Utrillo Wine Shop
Renoir  Woman and Child in the Grass 1898?
Henri Rousseau Unpleasant Surprise 1901

Renoir  ?

Henri Matisse Dishes and Melon 1906-07

Henri Rousseau River Scene ?
Maurice Utrillo ?

Henri Matisse The Venetian Blinds 1919


Giorgio de Chirico  Swan



ちなみに参照したからといって、正解だとは限らない。ホント、似ている絵画作品っていっぱいあるからね。また、途中で飽きたりして、遊びながら書いたから、中途で途切れている箇所があったら申し訳ないが、見逃して。時間があるときに記事本文を確認するつもりで・・・。

続きはこちら。近日公開ということで。
バーンズ・コレクション 第2弾 THE BARNES FOUNDATION  2
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ポッジ宮博物館(Museo di Palazzo Poggi)
美術館 Museum / SAI



ポッジ宮博物館 物理学と化学 物理と電気
La physique électrique Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)


ご存知のようにポッジ博物館のコレクションは、ウリッセ・アルドロヴァンディの蒐集品だけではなく、解剖学のエルコール・レリや模型、壁画や絵画作品がある。

ポッジ宮博物館 壁画 (Mural Paintings)

ニコロ・デッラバーテ(Niccolò dell'Abbate)、プロスペロー・フォンターナ(Prospero Fontana)、ペッレグリーノ・ティバルディ(Pellegrino Tibaldi)、バルトロメオ・(Bartolomeo Triachini)らによって、枢機卿ジョヴァンニ・ポッジ(Giovanni Poggi)の邸宅は装飾された。

ペッレグリーノ・ティバルディの壁画はユリシーズオデュッセウスだ。



ウリッセ・アルドロヴァンディ(Ulisse Aldrovandi) の蒐集品
ポッジ宮博物館 自然史 Histoire naturelle Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)


博物学者 ウリッセ・アルドロヴァンディの蒐集室。ここには想像上の生物もあった。

アルドロヴァンディの「怪物誌」は、ヨーロッパの想像上の生物が収められている。日本でいえば「龍」、中国の「麒麟」などが架空の動物だ。

古代ローマの政治家であり、博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥス(Gaius Plinius Secundus 22-74年)のほうが、日本で有名かも。プリニウスの「博物誌」(Naturalis historia)にも、第8-10巻の動物には「幻獣」がでてくる。知名度が高いのはペガサス、ユニコーン、スフィンクスだ。

そういえば日本の神話ではスサノオが退治したヤマタノオロチがいた。地質学に属する古生物では、このオロチを海竜を祖としているという説に見立てる説もあるらしいが、古代の海竜だって伝説っぽい。

頭は猿、尾は蛇、体は狸、手足は虎として登場する「平家物語」の鵺は、古事記、万葉集では「ぬえどり」、「ぬえこどり」と詠まれている。鵺は虎鶫であり、鵺の鳴き声は、幻獣を想像させたのだろう。

つまり、漫画やアニメもある生物からキャラクターつくるってあるじゃない。神話も古典のなかの幻獣もそんなものかも。
 

Arrigo Peloso, Pietro Matto e Amon Nano

「毛深いアッリーゴ、狂ったピエトロと小さなアモン」
(Hairy Harry, Mad Peter and Tiny Amon)
アゴスティーノ・カッラッチ 国立カポディモンテ美術館蔵
Museo Capodimonte


右端の狂人ピエトロ(Mad Peter)が、博物学者ウリッセ・アルドロヴァンディ(Ulisse Aldrovandi)だとしているのが、ポーラ・フィンドレン(Paula Findlen)。「自然の占有」(Possessing Nature)で、16世紀のアルドロヴァンディと地質学に優れた、17世紀のイエズス会司祭アタナシウス・キルヒャー(Athanasius Kircher, 1601 - 1680)の二人を特に主人公格として書いている。

アタナシウスは、「化石」において、本物の化石と人工的な化石が混在していたために、結論がでない研究のひとつとなったが、アタナシウスの研究そのものにも、神話や伝説が混在し、アルドロヴァンディ同様に、正真正銘の科学文化とは僕は思えないけれど、珍しいもの蒐集し、研究する学問であるという点では感心する。



ルイージ・フェルディ ナンド・マルシーリ(Luigi Ferdinando Marsili)
ポッジ宮博物館 自然史 Histoire naturelle Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)


このポッジ博物館の自然史には、16世紀のウリッセ・アルドロヴァンディの蒐集品のほか、17世紀のルイージ・フェルディ ナンド・マルシーリ(Luigi Ferdinando Marsili)のコレクションも揃っている。珊瑚とか、鉱物みたいなものとか。


この人の肖像画は結構多かった。これは1739年にポーランドから視察の様子。椅子に座っているのがマルシーリ?

これから紹介する部屋や道具もいっしょに描かれている。



Le Museum diluvianum de l'Institut des Sciences
ポッジ宮博物館 自然史 Histoire naturelle Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)


ここには化石が展示されていた。ジュゼッペ ・ モンティ(Giuseppe Monti 1682-1760)は、ボローニャ大学の教授で、これらの化石を分類した。アンモナイト(ammonite)もあった。



Anatomia e ostetricia  
ポッジ宮博物館 解剖学 産科 Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)


解剖学には助産婦が出産を取り上げる練習の模型(ちょっと凄すぎた)や、胎児の模型が多数あった。僕的に生理的に弱い。



Anatomia e ostetricia
ポッジ宮博物館 解剖学 Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)


左のケースには、目、耳、口、舌などのひとつひとつの模型が飾られている。一番奥の彫像は、アンナ・モランディ (Anna Morandi 1714-1774)と夫のジョヴァンニ・マンゾリーニ (Giovanni Manzolini 1700-1755)だ。



エルコール・レリ(Ercole Lelli 1702-1766)の模型
ポッジ宮博物館 解剖学 Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)


エルコレ・レッリ(Ercole Lelli)、アンナ・モランディ・マンゾリーニの蝋細工によるもの。ジョヴァンニ・マンゾリーニはボローニャ大学の解剖学の教授。

エルコール・レリの模型の手前にあるテーブル。クレメンテ・スジーニ(Clemente Susini)のヴィーナスの解剖模型が置かれていたりする。嫌いだ。この模型はスペーコラ博物館にもある。



Physique et chimie  La lumière et l'optique
ポッジ宮博物館 物理学と化学 Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)


物理学と化学へ。

アイザック・ニュートン(Isaac Newton 1642-1727)の理論を、哲学者で作家、ボローニャ大学教授のフランチェスコ・マリア・ザノッティ (Francesco Maria Zanotti 1692-1777)とその弟子フランチェスコ・アルガロッティ(Francesco Algarotti 1712-1764)が著作で取り上げた。

たぶん1666年にニュートンがプリズム (prism)を使った実験を再現。

ここでは光学機器を発明したジュゼッペ・カンパーニ(Giuseppe Campani 1635-1715)も忘れてならない存在。フランスの詩人シャルル・ペロー(Charles Perrault)は、兄弟で建築家クロード・ペローとパリ天文台を竣工、光学機器はカンパーニだった。



Physique et chimie  La physique électrique
ポッジ宮博物館 物理学と化学 電気と物理 Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)


電気と物理へ

ルイージ・ガルヴァーニ(Luigi Galvani 1737-1798)は、1762年ボローニャ大学の医学教授、1775年に解剖学部の教授となったが、「カエルの実験」で知っている人、多いでしょ。

メスで切断するときに、死んだカエルの筋肉が動いて、電気が起こるのを発見したっていう話。

ここには彼が教授している大きな肖像画(左側
Ritratti di Docenti)と、そこに描かれている器具が手前のテーブルに置かれている。



La salle de géographie
ポッジ宮博物館  地理  Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)


フランチェスコ会修道士で地理学者ヴィンチェンツォ・コロネリ(Vicenzo Coronelli)の地球儀。1688年頃のものらしい。両側の壁には地図。ウィレム・ヤンソン・ブラウ(Willem J. Blaeu)、フレデリック・デ・ヴィット(フレデリック・デ・ウィット Frederick de Wit)などのアフリカやアメリカとかの地図だった。

フェルメールの絵に描かれている地球儀や地図は同じ17世紀。「
地理学者」ではヨドクス・ホンディウス(Hondius, Jodocus)の地球儀、「天文学者」も同じくヨドクス・ホンディウスの天球儀、フェルメールの地図もヨドクス・ホンディウスだ。「水差しを持つ女」の地図はH・アラルトのオランダ地図らしい。

この部屋に続くのが、軍事アーキテクスチャー「La Stanza dell'Architettura Militare」だった。覚えてない。

次は僕の好きな図書館(ライブラリー)。



La bibliothèque de l'Institut des Sciences
ポッジ宮博物館  図書室  Musei di Palazzo Poggi
(ボローニャ大学付属パラッツォ・ポッジ博物館)




19世紀のライブラリーホール


1712年にボローニャに買い取られ、1803年にボローニャ大学、建築家カルロ・フランチェスコ・ドッティ(Carlo Francesco Dotti 1670 - 1759)によって拡張された。

ジュゼッペ・アントニオ(Giuseppe Antonio)の天文台もつくられ、科学アカデミーが1724年?につくられたようだ。ここはそのライブラリー。ヴィンチェンツォ・コロネリの地球儀は1692-93の制作。

あとは船のギャラリー「La galerie des navires」があった。以上。
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ベルギー王立美術館ブリュッセル ルーベンス
美術館 Museum / SAI

LAdoration des Mages - Rubens - Musees royaux des Beaux-Arts de Belgique

マギの礼拝(東方三博士の礼拝)


アントウェルペンのアントワープ王立美術館に所蔵されているルーベンスは前記事「
アントワープ王立美術館 ルーベンス」から。

Lintercession de la Vierge et de saint Francois arretant les foudres divines-Musees royaux des Beaux-Arts de Belgique

聖母と聖フランチェスコの神に取成し、神の稲妻を止める


1628年にはベラスケスと親交を結び、王室収集のティツィアーノの模写をはじめる。フェリペ4世からネーデルランド枢密院書記官に任命され、英国に続き、スペインでも騎士に叙任。ティツィアーノに次いで。

ベラスケスはルーベンスと同じく騎士に叙任されることを望むようになる。

1629年に正式な英国使節として派遣されたルーベンス。帰国は翌年の1630年。帰国後にエレーヌ・フールマンと結婚。53歳のルーベンス。

ルーベンスの資産は、アントワープ市内に10件ほどの屋敷を所有し、そこからの収入も得ていたし、ステーンの城に領主権、大農場に城館、森林に農地とふさわし地位の暮らしだった。

Musees royaux des Beaux-Arts de Belgique-Le martyre de saint Lievain

 聖リビニュス(聖Liévain)の殉教

royaux des Beaux-Arts de Belgique La Montee au Calvaire

ゴルゴタの道行き(十字架を担うキリスト) 1634-37?


従者、三人の小間使い、絵の具調合師、三頭の馬車をひく二人の御者がルーベンスに仕えていた。

1633年、ネーデルランドを統治していたイザベラが亡くなった。マントヴァ公から、アルブレヒト七世、イザベラ王女の宮廷画家となり外交にも重用されていたルーベンス。フェリペ4世の弟王フェルデナントが統治者となる。

フェルデナント枢機卿のアントヴェルペン入市のため、装飾準備に取り掛かり、1636年に枢機卿の宮廷画家となる。

その前後の作品「十字架を担うキリスト」が1637年頃に完成。アフリヘムのベネディクト修道院聖堂の主祭壇画らしい。聖女ヴェロニカが聖顔の血と汗をぬぐう。

Pieta avec saint Francois - Rubens - Musees royaux des Beaux-Arts de Belgique

聖フランチェスコのいるピエタ

Le Couronnement de la Vierge - Rubens - Musees royaux des Beaux-Arts de Belgique-2

聖母マリアの戴冠


LAssomption de la Vierge - Rubens - Musees royaux des Beaux-Arts de Belgique

聖母被昇天 


ルーベンスの聖母被昇天をオイルスケッチ、この記事に使用している作品を含めて8点ほど、ryoくんが「おまとめ記事」を書いた。

記事 
ルーベンス 聖母被昇天 Rubens’s Assumption

Rubens-Le Christ et la femme adultère

キリストと姦通の女

Les miracles de St Benoit   Rubens

ルーベンス 聖ベネディクトウスの奇跡 

Les miracles de St Benoit   Delacroix

ドラクロワ 聖ベネディクトウスの奇跡


ルーベンスはルイ14世が誕生する前の年に亡くなった。ドラクロワはルイ16世が処刑されたフランス革命時代に誕生した。

「キリストと姦通の女」は、ルーヴル美術館にある「貢ぎの銭」を左右逆にキリストの位置を変えたような感じ。

Venus et Cupidon dans la forge de Vulcain

ヴィーナスとクピド、鍛冶神ウルカヌス


ヴィーナスとクピド、鍛冶神ウルカヌスにバッコス(バッカス)とたぶん女神ケレス?ベルギー王立美術館は肖像画も多い。ただし、あまり制作年数が定かではないようだ。

弟子のヴァン・ダイクが英国の宮廷画家になったのが1632年のことだ。ここベルギー王立美術館だったと思うけど、ヴァン・ダイクとルーベンスの二人を描いた肖像画があったなぁ。
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アントワープ王立美術館 ルーベンス
美術館 Museum / SAI

The Baptism of Christ

ルーベンス キリストの洗礼 1605


1604-05年にマントヴァのサンティシマ・トリニータ教会のマッジョーレ礼拝堂のために、描かれたのが最初の「キリストの洗礼」、「ゴンザーガ家が讃える三位一体」(パラッツォ・ドゥカーレ美術館)、「キリストの変容」(ナンシー美術館)の三枚になる。

先にアントワープ・ノートルダム大聖堂の祭壇画や作品はこちらにまとめておいた。

アントワープ・ノートルダム大聖堂 ルーベンス

 

Anthony Van Dyck The Lamentation over the Dead Christ

筆頭助手だったヴァン・ダイク 死せるキリストの哀悼


僕的にルーベンスは嫌いじゃない。結構コミュニケーション能力に長けているし、人のマネジメントもうまい。上手に自分の作品とコラボしたり、他の画家に描かせたり、助手に模写させたり、ルーベンスが週に数枚を仕上げていく工程をきっちり管理している。そうとうなキレ者だ。

ルーベンスが一人で描いた作品ってどのくらいあるんだろう。初期の頃は当然だけれども。ヴァン・ダイクの手が加わった作品もあるし。

Christus aan het kruis

十字架のキリスト 年代不詳(1610年頃?)


Laatste communie van de heilige Franciscus van Assisi

アッシジの聖フランチェスコの最後の聖体拝領 1619


この作品は19世紀の画家フロマンタンは「人間の魂についてのルーベンスの洞察がこれ以上深いものに見える絵はほかにない」と称えた作品。僕もそう思うし、ルーベンスが描いたってわかるし、とってもいい作品なんだけど、額縁が残念なんだ。

The Incredulity Of St Thomas

三連画  トマスの懐疑 1613-15


中央は「トマスの懐疑」(トーマスの不信心)で、左翼・右翼にはニコラス夫妻が描かれている。ヴァン・ダイクもこの二人の肖像画を描いていたはず。この左翼・右翼の背面には彼らの紋章が描かれている。

Lamentation of Christ 1616-17

三連画 キリスト哀悼 1618


Aanbidding door de koningen

マギの礼拝(東方三博士の礼拝) 1624-26


アントヴェルペン(アントワープ)のシント・ミヒール修道院聖堂の主祭壇画として描かれた。カトリックのミサ聖祭になぞられた祭服。

Christus aan het kruis, De lanssteek

キリストの磔刑


Venus frigida

凍えるヴィーナス 1614


Heilige Familie met de papegaai

鸚鵡と聖家族 1614


鸚鵡はマリアの無原罪を象徴しているらしが、オリジナル作品なんだろうか?オリジナル作品らしい。

Heilige Theresia van Ávila bekomt door Christus tussenkomst de verlossing uit het vagevuur van Bernardino de Mendoza

キリストとアビラの聖テレサ(イエズスのテレジア)1630-35


聖テレサの肖像画もルーベンスは何枚か描いていた。過去記事「チョーサー 女子修道院長の物語(カンタベリー物語) 修道女の肖像画」にルーベンスの聖テレサの肖像画を二枚ほど作品を引用している。(聖テレサについても書いてます。)


Opvoeding van Maria

マリアの教育(聖母の教育) 1630-35


これだったら、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの「
聖母マリアの少女時代」のほうが好きかも。

Peter Paul Rubens, Heilige Drievuldigheid (La Sainte Trinité, The Holy Trinity), 1620

三位一体 1620


あと「アリア(諸聖人に囲まれる聖母の戴冠)」、「藁の上のキリスト」、「槍の一突」などもある。ルーベンスの作品のほか、ルーベンスの模写や模倣作品も多く所蔵されていた。
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パリのギャラリー、美術館 Jacques Poirier(ジャック・ポワリエ)の再発見
美術館 Museum / SAI



ラウル・ブランドンのデッサン 1911-14年


20世紀にはいりパリは近代化していく。鉄とガラス。オルセーは19世紀の建造物のデッサンのコレクションも多い。

これは広告用のイメージとしてラウル・ブランドンがデッサンした。タイトルは「賃貸ビル、パリ、ユイマン通り1番地」。これが日本の賃貸の広告なら、きっと見学にいっちゃうだろう。

alei が好きな「草上の昼食」は、モネのほうですごく大きいうえに、破損した部分を破棄しているにも関わらず。どれだけの大きさだったのだろうか。

そしてクールベの「画家のアトリエ、私の芸術的生涯の7年にわたる−位相を確定する現実的寓意画」。

僕の好きなドニのセザンヌ礼賛やフレデリック・バジールの「コンダミーヌ通りのアトリエ」、「ルノワールの肖像」もオルセーにあった。

楓の好きなマネのオランピア、セザンヌの「モダンヌオランピア(新オランピア)」、モローの「ガラテア」もある。それとゴッホとゴーギャン。

ヴュイヤールの「公園」はよかった。赤い傘、会話、乳母、問いかけ、遊ぶ子供たちが5枚並ぶと、書籍でみるよりよかった。これは全9枚あったらしく5枚がオルセー所蔵。

あとルイ=エルネスト・バリアスの「科学を前にヴェールを脱ぐ自然」の彫像。トマ・クチュールの「頽廃期のローマ人」。ラリックやガレ、ギュスターヴ・セリュリエ=ボヴィ、エクトール・ギマール、アレクサンドル・シャルパンティエとか。アングルの「パフォスのヴィーナス」は、どうだろうか?というかんじ。


ジャック・ポワリエ Jacques Poirier (1928-2002)

ほとほと、自分の記事の長さに嫌気がさしているが、今日もそんな感じになりそう。

ジャック・ポワリエが好きなんだけれど、案外忘れている一人。フランスの巨匠で、8年前に他界している。

ジャック・ポワリエ 作品タイトル 「?」 by Jacques Poirier 作品に描かれている書物は: Les vies des saints de Bretagne et des personnes d'une éminente piété qui ont vécu dans la même province. T. 2 /, avec une addition à l'Histoire de Bretagne, par Dom Gui-Alexis Lobineau, (1666-1727).と思われる。



前記事で紹介したクロード・ベルランド(Claude Verlinde)と同じギャラリーに作品がある。「GALERIE MICHELLE BOULET」(ギャラリー ミッシェル ブレ)だ。

マルキ・ド・サド的なクロード・ベルランドとは違って、トロンプ・ルイユ(Trompe-l'œil、騙し絵)を楽しめ、その作品からフランス文学もちらりと見て取ることもできる、ジャック・ポワリエ。(財布のブランドと関係アリ?)

ジャック・ポワリエ 作品タイトル 「Le témoin」 by Jacques Poirier



エッシャーのように球体を利用した描き方もあるけれど、エッシャーとは違って叙情的なひろがりもあると感じている。かと思えばクロード・ベルランドのように獣や家畜を擬人化したものもあるけれど、残酷じゃない。

もともとイラストレーターだった彼は、日本の横尾忠則さんのように画家に転進した。

ジャック・ポワリエ 作品タイトル 「Histoire D’H」 by Jacques Poirier


この作品は、「パリスの審判」でおなじみのアフロディーテが、パリスに黄金の林檎(美の勝利)のために、「美女ヘレネ」を授けようと耳打ちし、トロイア戦争の発端となった「ヘレネ(ヘレネー)」が描かれている。

この作品のタイトルは「Hではじまる歴史」。作品中の木目のサイコロに描かれたアルファベットに続けると、タイトルの「H」→ L-N-N-Éで、「HLNNÉ」と暗示されるわけだ。

ジャック・ポワリエ


画像を大きくしてご覧いただくと、右側の球体にジャック・ポワリエ本人と思われる画家の姿が映っている。エッシャーのパロディだろうか。

この「アルニカ遊び」は大変複雑なようで、ラルースとル・ロベール(La Rousse & Le Robert)のそれぞれのフランスの辞書があるでしょ。

Artnica


フォンテーヌブロー派の 「ガブリエル・デストレとその妹」の表紙のペーパーブックが、この二つの有名な辞書を示しているでしょと言う。

クロスワードパズルのように縦にディクショナリーとアルファベットが並んで、横にこのフランス二大辞書の名のほか書かれているけれど。

えっ、意味わかんないでしょ。日本人の僕に。

Artnica


よくよく聞くとロベールって「女性の胸」、ルースは「赤毛の女性」の俗語だということで、ガブリエル・デストレの肖像画のとおり、赤毛の女性の胸を描いているから、そういうことらしい。

もう「だまし絵」なんかじゃなく、「フランスの俗言遊び絵」になってくる。

Artnica


ところで、このタイトルの「アルニカ」ってなんだろう。ユーモアのあるタイトルでしょう、なんて言っていたけど、この作品とそのタイトルが、フランスではなぜジョークになるのか理解できなかった。

もしかしたら、この作品に描かれているアルファベットを追っていくと何かわかるかもね。
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モロー美術館 Musée national Gustave-Moreau
美術館 Museum / SAI
ギュスターヴ・モロー美術館で目を奪われたのは階段の反対側の壁に掛けられていた3枚の作品。まずは左にかけられていたものから。

日本のモローの画集にはでてこない戦士ティルテの姿。だから解説もない。海外ではよく知られているティルテの名。それはモローの作品ではなく、ラモーのオペラからだ。

だから今回も素人の僕がそのラモーのオペラとモローの作品からの感想になる。

Tyrtée chantant pendant le combat

戦いのなか歌をうたうティルテ
Gustave Moreau 1860 モロー美術館蔵


フリギアの王女イフィーズではなく、スパルタ国王の娘イフィーズとの愛の成就が、ラモーの「エベの祭典(青春の女神ヘーベーの祭り)」(RAMEAU LES FETES D'HEBE)の場面にある。


メセナの勝利者に嫁ぐ神託で、ティルテは勝利をおさめる。そのメセナとの戦いのなかの場面をモローは寓話化させたのではないかと思った。

モローはトロイア戦争のヘレネーなども描いているが、その女のために命を賭ける男達の血から、その女は愛や誘惑の勝利者としての満足感を得ているわけで、このイフィーズも自分への愛に血を流す男達の一人となるだろう。

Prétendants

求婚者たち
Gustave Moreau 1852 モロー美術館蔵


中央にある作品がギュスターヴ・モロー「求婚者たち」(1852)の作品だった。翌年の「テスピウスの娘たち」と背景や前方に横たわる人などが似ていると思った。


これはあのホメロス オデュッセイアの第22歌の場面。オデュッセウスの冒険のあいだにペネロペーに求婚する男達の死。これもその女のために命を落とした男達が描かれている。

女神アテナの守護により、オデュッセウスは弓で求婚者たちを殺していく。

「古代の人々にあっては、歌や竪琴の優美、一言でいえば思考の優美が、しばしば血みどろの暴力行為と関係し隣り合っている」ことを示しているそうだ。だから、
サロメヘレネーなどの作品には死んでいく戦士と竪琴を描いているのではないか。

Retour des Argonautes

アルゴー船乗組員たちの帰還
Gustave Moreau 1891-97 モロー美術館蔵


これはアポローニオス・ロディオスの「アルゴナウティカ」の場面で、あのイアソンとメディアが登場する物語。オルフェウスは竪琴を持って乗船しており、唯一セイレーンの罠にはまることなく航海が続けれる。


アルゴー船では若者を象徴し青春の勝利をあらわしていると言われている。左のイアソンは先のリンク先の作品画像と同じスタイルで描かれている。

その下に位置する右側の画像の女性がその作品画像のメディアの顔に似ている。

この作品の制作時期と同じ頃に、前年になくなった親愛のアデライド=アレクサンドリン・デュルの思い出として「エウリュディケの墓の上のオルフェウス」を描いていていた。


この3階の壁側の3枚が紹介した作品で、写真撮影時は左の窓からまだ陽が射していた。ちょっとティルテの作品が悔しいけれど、同じところを撮影した人はほとんどこんな状態かボケてた。よかった。


このモローの「EVE(イヴ)」がこの3階の窓側の狭い壁だったのか4階だったのかわからないけど、こういう作品がポツポツと壁にかかったり、イーゼルに立てかけてあったりする。

promenade-des-muses

モロー ミューズの散歩


アルゴー船のすぐとなりにある壁にはミューズの散歩、約束の地でサンダルを脱ぐモーセ(Moïse, en vue de la Terre promise, ôte ses sandales)が掛かっていた。

右側の壁側の作品記事はこちら。
記事 
モロー美術館 alei編


これは二度目に行ったとき。4階奥の展示室。ここにも日本人がよく知っているモローの作品が多くかけられている。とくに右側から二列目の「オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘」が一番うえ。その下にあるのが、先に書いたアデライド=アレクサンドリン・デュルの思い出として描いた「エウリュディケの墓の上のオルフェウス」だ。写っていないけれど、「妖精とグリフォン」もこの壁にあった。


Orphée sur la tombe d’Eurydice

「エウリュディケの墓の上のオルフェウス」
モロー美術館所蔵


これが「エウリュディケの墓の上のオルフェウス」です。デュルはモロー家の墓地近くに埋葬され、墓碑にはモローがデザインした二人のイニシャルのモノグラムが彫られている。モローがデュルの思い出として描いた作品。モロー美術館にはもう一枚ある。

Jupiter et Europe ou L’Enlèvement d’Europe

これは「ユピテルとエウロペ(エウロペの略奪)」
(Jupiter et Europe)

Chimères

そのとなりが「キマイラたち」(別バージョン XAI


ちなみにオルフェウスの左が「彷徨えるユダヤ人(Wandering Jew)」、この下が「プロメテウス(Prométhée)」(1868)、「聖ゲオルギウスと竜(Saint George)」、一番下4枚は左2枚目が「ヘラクレスとヒュドラーのレルネー(Hydre de Lerne)」、次が「パシパエ(パジファエ)」で、最後が聖セシル(聖セシリア)




4階は二つ出入り口があって二つの作品部屋を行ききできるので、なかなか撮影しにくい場所。反対側の入り口の真上にあるのが「ヘレネー」。入り口の左にかかるのが縦長の「レダと白鳥」で、この作品は次の記事に掲載されている。

この部屋の記事はこちら。
記事 モロー美術館 alei編

入り口反対側
記事 ギュスターヴ・モロー  トロイのヘレネー
記事 モロー(Gustave Moreau) レダ、ガラテア、妖精に女神

そして写真の左側の祭壇画(中央に位置)が、以前にaleiとkafkaがアップした記事。このモロー美術館で祭壇として飾られているもののほかに、もうひとつの「人類の生」も下記記事から紹介している。

alei
多翼祭壇画「人類の生」
kafka ギュスターヴ・モロー

この入り口の左側にかかっていたのが、サロメの「出現」だった。
記事
ギュスターブ・モロー 6枚のサロメ (最近7枚に更新)

Musee Moreau


このコーナー(プライベートルーム)が一番僕のお気に入り。こうした本棚にずらりと並べたい。私室というか書斎にしたいわけじゃなく、こういうイメージのオフィスで仕事をしたい。

でも外人って意味なくインテリアとしてあらゆるところに椅子を置いている。ここに入室したときにカーテンを閉め明かりをつけてくれた。壁紙や照明、絨毯は非常に凝ったものなのに、ここのカーテンときたらイマイチだった。


3階の螺旋階段。右にレダと白鳥、そして左がキマイラ(未完)がかかっていた。

記事を書いていて、ずいぶん前にモロー美術館に行ったので記憶が不確か。さらに観賞したときにはずいぶんモチベーションがあがったけれど、時間をおいてみると萎えてきた。

また当時と趣味や趣向が変わったのかもしれない。「ミューズの散歩」のような小作品、あるいは未完で色がないもののほうが、観ていて飽きない気がしてきた。


あとになって記憶に蘇った作品

Darius fuyant après la bataille d’Arbelles s’arrête, épuisé de fatigue, pour boire dans une mare

Gustave Moreau 1852年 モロー美術館


「アルベラの戦いの後、ギリシアの追っ手から逃れる途中で疲れ果て、泥水を飲むダレイオス」という長いタイトル。ガウガメラの戦いのことで、このダレイオスはダレイオス3世で、アレクサンドロス3世(大王)の東方遠征に、結果は敗れる。

Jacob et l’Ange

Gustave Moreau  ヤコブと天使 モロー美術館


Sacrifice d’Abraham

Gustave Moreau  アブラハムの生贄 モロー美術館


Amour vainqueur de la Mort

Gustave Moreau  死に勝利する愛? モロー美術館


この最後の作品がタイトル不確か。これは「ユピテルとセレメー(ジュピターとセメレ)」がかかる上にあった。バーン=ジョーンズの4枚の寓意画「愛の勝利」(1870)と「クピドに囚われたプシュケ」(1885年)を思い出した。



ギュスターヴ・モロー ペルセウスとアンドロメダ 

Andromeda c.1867 - 1869


アデライド=アレクサンドリン・デュル(アデライド=アレクサンドリーヌ・デュル)に贈ったこの「ペルセウスとアンドロメダ(アンドロメダを救うペルセウス)」のほか、何枚か描いている。この作品を含めて4作品はこちらの記事から。

記事 ギュスターヴ・モロー 美しきアンドロメダ

二人の物語はバーン=ジョーンズの連作「ペルセウス」から
記事 
「ペルセウス」 Edward Burne-Jones


Andromède

Andromède アンドロメダ
ギュスターヴ・モロー


このくらいにしておきます。モロー美術館は日本人の観光客が多いので、知らない作品なんかや覚えていない作品なんかがアップされているかと思ったら、そうでもない。

XAI 
ギュスターヴ・モロー「キマイラたち 悪魔的なデカメロン」

この記事から、作品紹介記事にリンクされています。
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サンタ・マリア・ノヴェッラ
美術館 Museum / SAI
Officina Profumo-Farmaceutica Santa Maria Novella数年前のことだが、僕はヨーロッパに仕事で行くことになった。イギリス、イタリア、フランスなど各地を行ったが、alei も 楓 も、自分が行きたいところだけを記憶しているため、僕の行き先は「イギリス」、あるいは「イタリア」と、それぞれ勝手な解釈をし、「あそこに行ってきて」という。KEIとTAKUだけは、何も言わない。助かりました。

修道士の医療活動が原点の薬舗で、1612年に一般にも開放され、数年で400周年をむかえる。

前身の修道僧らは13世紀初めだという。そうすると800年ちかくの歴史があるということだ。

写真は聖二ッコロ礼拝堂内のカウンターの両脇に立つブロンズ像。(wikiにも編集され店内画像もみれるので、詳しく知りたい方はどうぞ。)

そして「四大陸を知らしめた薬局」という天井画に描かれた四人の人物。ここから右手の奥の礼拝堂のようなところ(聖具室かとも)に進むと最後の晩餐があったらしい。そんなのは知らなかった。帰国してから調べたがよくわからない。もしかしてフレスコ画の一部を言っているのかな。




教会の聖具室には、マリオット・ディ・ナルド(Mariotto di Nardo)のフレスコ画にもお目にかかれた。画像の左右がフレスコ画のコピー画で、中央は礼拝堂内の薬局の天井画。パオリノ・サルティ(Paolino Sarti)の手によるもの。

マリオオット・ディ・ナルドのフレスコ画はキリストの生涯を描いており、最後の晩餐、十字架を担うキリスト、キリストの磔刑などが描かれていた。そのフレスコ画に沿って展示物が置かれている。左は聖ニコラウスの奇跡を描いている。聖ニコラオスの死後の不朽体から癒され人。右が「我に触れるな」だと思う。


写真にあるのは、薬品を保存するアルバレッロという壷で、このアルバレッロが随分と陳列されていた。エルボリステリーアとショップは微妙に違う。エルビリステリーアは薬草専門で別。

さて、この薬局の背に建つのがサンタ・マリア・ノヴェッラ教会だ。キオストロ・ヴェルデとスパニョーリ礼拝堂、レフェットーリオ(美術館)が見学できる。 ここはレオナルドがモナリザを描くために滞在した「法皇の間」があり、そしてボッティチェリの作品も残っている。

Tornabuoni Chapel
ドメニコ・ギルランダイオのフレスコ画は洗礼者ヨハネ(St. John the Baptist)の生涯(1486-90)を描いたもので、左は「ツァハリアスの前に現れる天使」で右は「洗礼者ヨハネの誕生」だ。

システィーナ礼拝堂にあるサンドロ・ボッティチェリ の「
キリストの試練」の右側手前の頭に木枝をのせている女性と、ドメニコ・ギルランダイオの描く右側の白いドレスの女性が似ている。頭に籠をのせている。(クリックで大きな画像で確認してください。)

Cappella Tornabuoni

ドメニコ・ギルランダイオ 画像は大きくなります。
左「ツァハリアスの前に現れる天使」 右「洗礼者ヨハネの誕生」

ボッティチェリと礼拝堂の壁画を制作したドメニコ。二人の共通点をみることができる。左の「洗礼者ヨハネの誕生」はボッティチェリの「東方三博士の礼拝(The Adoration of Magi)」で自画像やメディチファミリーを描いているが、ドメニコはこの作品でトルナブオーニファミリーを描いている。そして鑑賞者へ注ぐ視線も共通している。

ボッティチェリの「キリストの誕生」はこちら
サンドロ・ボッティチェリ サン・バルナバ、そしてサン・マルコの祭壇画
記事の一番下にサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の「キリストの誕生」の作品掲載

このドメニコ・ギルランダイオのフレスコ画のほかの作品に、「聖母マリアのエリザベツ訪問」、「ツァハリアス(ザッカリア)の前に現れる天使」、「洗礼者ヨハネの誕生」、「ツァハリアスの息子ヨハネの命名」、「説教する洗礼者ヨハネ」、「キリストの洗礼」があり、一番上に「ヘロデ王の晩餐」が位置している。

ミケランジェロも助手として加わっている。そして「
荒野にでるヨハネ」だ。

この大礼拝堂は4つのテーマに分かれていて、洗礼者ヨハネの生涯のほか、聖母マリアの生涯(9作品)、中央にはドメニコ派と施主(4作品)、4伝道師(聖マタイ、聖マルコ、聖ルカ、聖ヨハネ)が描かれている。→下記 wiki リンクより鑑賞してください。

左壁面の聖母マリアの生涯は、「
神殿から追い出される聖ヨアヒム」、「聖母マリアの誕生」、「マリアの神殿参り」、「聖母マリアの結婚」、「受胎告知」、「東方三博士の礼拝」、「ヘロデの嬰児虐殺」、上段が「聖母被昇天」だ。 そして「聖母マリアの戴冠」となる。

この二つの物語をのぞいたステンドグラスの他作品に、「寄進者夫妻」と「殉教者ペテロの暗殺と聖ドメニコの奇跡」がある。

キリストの立つ祭壇の木製の聖歌隊は
バッチョ・ダーニョロ (Baccio D'Agnolo)の作品。ピエロ・ディ・テデスコの復活祭のキャンドルなど、小さなインテリアにも名の残っている彫刻家の作品などが随所にある。

このトルナブオーニ礼拝堂Tornabuoni Chapelは
記事「サンタ・マリア・ノヴェッラ トルナブオーニ礼拝堂のメディチ家」から

さて、手前の祭壇にキリストを抜け、左翼廊の「三位一体」、正面(入り口)壁面のジョットのキリスト磔刑を見る。初期の作品らしい。左右に人物画。

Cappellone degli Spagnoli 
Giotto
Crucifix - 1290

サンタ・マリア・ノヴェッラの礼拝堂の随所にジョットのようにさりげなく(すごく大きいので、落ちてきたら怪我どころではないと思う)装飾されているもの、置かれているものを見逃すこともある。また、修復や貸し出しのため、鑑賞できないものもなかにはある。


Filippo Brunelleschi   Crocifisso フィリッポ・ブルネレスキ 木製キリストゴンディ礼拝堂のフィリッポ・ブルネレスキによる木製のキリストの磔刑がある。残存する唯一の木製の作品らしい。
Filippo Brunelleschi
The Crucifix (between 1410 and 1425)
ドナテッロとの磔刑像の話しは
removeで。


ベルナルド・ロッセリーノ(Bernard Rossellino)の天上の人々の墓石(Tomb of Filippo Strozzi (1491) at the backside of the Strozzi Chapel)、ベネデット・ダ・マイアーノ(Benedetto da Maiano)による墓石、アンドレア・ピサーノ(Andrea Pisano)の息子ニーノ・ピサーノの聖母子像など、あとで「そうなんだ」と理解するし、帰国してから鑑賞していないと思われる作品がでてくる。

ここは、いくつもの料金が設定されているので、とにかく一度に入場料を支払ったほうがよい。

それから、旅行なら確実に開館している時期のほうがよい。それと開館時間が短い。ゆっくり鑑賞するより、ぐるりと回った方が料金分が損をしない。行って鑑賞できなかったという時期の話しはよく聞く。でも、閉館に無料で鑑賞したという人もいますし、運ですか。

メインとなる礼拝堂が、トルナブオーニ礼拝堂になるので、そこまでの廊下の左右にいろんな作品がかかっているわけだ。

Giorgio Vasari - Madonna of the Rosary (1568)Giorgio Vasari

レオナルド・ダ・ヴィンチの未完成の壁画「アンギアーリの戦い」と、ミケランジェロの未完成の壁画「カッシーナの戦い」の上に描いたとされているジョルジョ・ヴァザーリの「聖母の祈り」(1568)のディティール。


メモを取っても意味がなかったりする。そのときのサインがあとになって理解できないメモなので、どちらの作品がどちらの作家だったのかがわからなくなる。ゆっくりネットで検索すればわかるだろうと思っていたが甘かった。左は「キリスト昇天」だったと思う。



Giuliano Bugiardini Martirio di santa caterina dalessandria(1530-40) 

Cappella Rucellai

アレクサンドリの聖キャサリン
ジュリアーノ・ブジャルディーニ
(Giuliano Bugiardini)


Duccio Rucellai Madonna Uffizi教会の作品は、現在は違う美術館にあるというものもある。ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ(Duccio di Buoninsegna)の「ルチェライの聖母(聖母と六天使)」が、なぜかジェス・バンビーノ(Gesu Bambino)の聖母子ともなっている教会HP。ウフィツィにある。



サンティ・ディ・ティト(Santi di Tito)の「受胎告知」は1576年と1602年のものと、ネーリ・ディ・ビッチ(Neri di Bicci)の「受胎告知」がこの教会にある。

Santa Maria Novella Anunciacioラーマ家礼拝堂跡 「受胎告知」
アーニョロ・ガッディ(Agnolo Gaddi)

かかりつけの歯医者に置いてある本棚の「図説シリーズ」(1998年出版)に、14世紀の無名の画家で紹介されていた。間違いなくアーニョロ・ガッディ。左側の装飾部分を削っているのでディティールとしてみてください。

10年前までは日本で無名とされていた画家の「受胎告知」だが、もともとのラーマ家礼拝堂に装飾されていたのはボッティチェリだった。

Adoration of the Magi of 1475 (Botticelli)東方三博士の礼拝 1475
ボッティチェリ
自画像とメディチ一族を描きこんだ作品


つまり、最初にボッティチェリの「キリストの誕生」をリンク先から見ていただいたと思うが、ラーマ家の上層部を装飾したのがその作品で、19世紀になってから現在の教会内の正門の上に移動された。

そして、「東方三博士の礼拝」は現在ウフィッツィにある。そもそもラーマ家にこの作品があったのは、パッツィ家陰謀事件のあとで、メディチ派であることの象徴としてボッティチェリに依頼したらしい。その後メディチ家の別荘に飾られ、ギルランダイオ作になり、カルロ・ピーニの鑑定で再びボッティチェリとされた。いわくのある場所と作品だ。


Masaccio trinitこのフレスコ画がマサッチオ(Masaccio)の作品 で「三位一体」。横たわる骸骨とキリストが遠近法で描かれているという。教会の正面祭壇から左翼廊のスパンにある。この作品の左の演壇がアンドレア・カヴァルカンティ(Andrea Cavalcanti)かフィリッポ・ブルネレスキ(Filippo Brunelleschi)よるもの。(曖昧なメモのため)


Refectorium

もと食堂だった室内には修道服のようなものが展示されている中、ようやく「最後の晩餐」を見かけることができた。

Fresco before restoration by Andrea di Alessandro Allori Last Supper, after restoration by Andrea di Alessandro Allori

アレッサンドロ・アッローリ(Alessandro Allori)のフレスコ画にアンドレア・ボナイウート(Andrea Bonaiuto)の「聖母子と聖人たち」の作品がかけられていたが、右のアッローニの最後の晩餐(1854)がかけられている画像がwikiにある。つまり二つの作品はアフター・ビフォアというわけらしい。



アンドロ・アッローリの作品はむかって右壁にある。アンドーレア・ブオナイウート(アンドレア・ボナイウート)は、大作のフレスコ画をこの教会のスパニョーリ大礼拝堂に描いている。プローティラ・ネリ(Plautilla・Nelli)の最後の晩餐は、ユダの位置を、食卓の手前にした図。これは付属美術館のHPから小さいがごらんいただける。この人はシスター。

アッローリの作品はここでは結構多い。「善きサマリア人」、「サン ジャシント」(聖ヒヤシンス)、見学できないキオストロ・グランデのフラスコ画。

Papal Chapel

Ridolfo del Ghirlandaio and Veronica, by Pontormo

とんで歩いて申し訳ないが、ヤコポ・ダ・ポントルモ(Jacopo da Pontormo)の初期の作品で、キリストの汗だかを拭くと顔が浮かび上がる白布を持つあの「ヴェロニカ」(1515)と、右はラファエロの友人でもあるリドルフォ・デル・ギルランダイオ(Ridolfo del Ghirlandaio)の「聖母の被昇天」だ。聖母戴冠のほうがしっくりくる作品。場所は 「Papal Chapel in Santa Maria Novella」となっていたが、「Cappella dei Papi」と呼ぶらしい。教皇礼拝堂。

Filippo Strozzi Chapel

Filippo Strozzi Chapel教会のフィリッポ・ストロッツィ礼拝堂にはフィリッピーノ・リッピ。祭壇画、壁面には聖フィリポと伝道師(福音書史)ヨハネを描いている。フィリポ(ピリポ)は神話の古代都市ヒエラポリスに登場。

このステンドグラスもフィリッピーノのデザインによるもの。

ジョヴァンニ・ボッカッチョ(Giovanni Boccacio)のデカメロンは、教会のミサに集まった7人の枠物語だが、その教会というのがサンタ・マリア・ノヴェッラだ。ここまではご存知の方が多いだろう。

ところが、フィレンツェのガイドに、そのミサが行われた場所に、このフィリッポ・ストロッツィ礼拝堂とあった。(本当かなと思うけれど、一応ネタとして。)

この礼拝堂の天井画は
アダム、ノア、アブラハム、ヤコブが描かれている。画像をクリックすると天井画の様子がわかります。

聖フィリポ(ピリポ)と洗礼者ヨハネは、「マルスの神殿の聖ピリポ」のリュネットは 「聖ピリポの磔刑」で、「ドゥルシアナを蘇生させる聖ヨハネ」のリュネットは「四福音書ヨハネの拷問」になる。

右の壁面にあるのがこの画像の聖ピリポのヒエラポリスのマルスの神殿の物語と磔刑の作品。

そしてフィリッポ・ストロッツィの墓石はベネデット・ダ・マイアーノの彫刻で装飾されている。

Filipino Lippi and Baccio dAgnoloフィリッピーノ・リッピーがデザインし、べネディット・ダ・マイアーノが制作した洗礼者ヨハネと聖ローレンス。

木彫りで、1480-90年とされている。

Cappella Strozzi di Mantova

トンマーゾ・ストロッツィ、フィリッポ・ストロッツィによるマントヴァのストロッツィ礼拝堂は、ナルド・ディ・チョーネらが手がけたフラスコ画。ダンテの神曲を描いている壁面。ダンテの神曲からは最後の審判、地獄と天国。祭壇の背後と上部の飾り、祭壇画「聖三位一体の聖母と聖徒」は、ナルド・ディ・チョーネの兄オルカーニャ、天井画はジョヴァンニ・デル・ビオンドが描いている。

祭壇画は手前下。ちなみにストロッツィの受胎告知とのタイトルになっていた資料もあった。

「Last Judgment」 Tommaso Strozzi, an ancestor of Filippo Strozzi, to Nardo di Cione,Orcagna

「最後の審判」 ナルド・ディ・チョーネ 左が上部、右が下部 画像をクリックしてください。

Hell (on the right wall) and paradise (on the left wall)

「最後の審判」の左側が「天国」、右が「煉獄と地獄」 ナルド・ディ・チョーネ

Christ as Redeemer with Our Lady and Saints by Andrea Orcagna

「三位一体の聖母と聖徒」 オルカーニャ
キリストは、洗礼ヨハネを介添えに、聖ペテロに教会統治の標す鍵を渡し、聖母マリアを介添えに、左の聖トマスに知恵を標す書物を渡す。

Spanish Chapel

The Church Militant and Triumphant with the Navicellaアンドレーア・ディ・ブオナイウートの「教会のアレゴリー 闘う教会の勝利」でいいだろうか?とにかくスパニョーリ大礼拝堂のフレスコ画は壮大。

初代トスカーナ大公のコジモ1世は名門メディチ家。宮殿として建設した現在のウフィツィ美術館はこの人の事業のひとつ。この大礼拝堂は、コジモ1世に嫁いだスペインの花嫁、エレオノーラ・ディ・トレドに贈与したもの。


スパニョーリ大礼拝堂は、画家アンドレーア・ディ・ブオナイウートのフレスコ画が有名。「キリスト教徒の救済と異教とたたかうドメニコ会」がむかって右。1367年から69年にかけて製作されたもの。

「聖トマス・アクィナスの勝利」ともいわれているこの作品で、教皇の前の番犬は修道会の教義と名称のことば遊びらしい。ドメニコ(ドミニコ)は「神の番犬」という意味だという。

Brogi, Carlo (1850-1925) - n. 16060 - Firenze - Chiesa di S. M. Novella - Cappella degli Spagnoli - XVI secolo

photo by Carlo Brogi (C)wiki

「14の美徳」
↑リンクから作品を鑑賞してください。
左側の「14の美徳」では、一番下に描かれている14人が美徳を象徴する人物として描いている。市民法の象徴にユスティニアヌス1世、教会法にクレメンス5世 (ローマ教皇)、哲学はアリストテレス、聖書のヒエロニムス、神学はダマスコのイオアン、祈祷・瞑想(観想)の偽ディオニシウス・アレオパギタ、算術のピュタゴラス(ピタゴラス)、幾何学のエウクレイデス、天文学(占星術)のクラウディオス・プトレマイオス、音楽のモディフィカ・ディ・トバルカイン、弁証法のヨハネス21世(ローマ教皇)、科学のキケロ、文法のプリスキアヌス、論理学の象徴の例える人物は不明。一番うえの中央に聖トマス・アクナイ(トマス・アクィナスの著作では神学大全が一番知られている)が描かれている。



モノクロの画像は写真家のカルロ(Carlo Brogi)の作品で、引用はwiki 、カルロが撮影した当時のアーチ下部分とは違う写真だが、このように装飾がいずれかの理由で変わることがある。

このキリストの受難が描かれたフレスコ画は左下に「十字架を担うキリスト」で、上部が「キリストの磔刑」、右下が「キリストの地獄訪問」となっている。

教会の後部にあるトルナブオーニ礼拝堂には、 ドメニコ・ギルランダイオによるフレスコ画がある。

Green Cloister  by Paolo UCCELLO
Chiostro Verde

キオストロ・ヴェルデ(Chiostro Verde)には初期ルネッサンスの画家パオロ・ウッチェロ(Paolo Uccello)のフレスコ画。1440年代に作成された。この「大洪水と終息」が有名。

Museo di santa maria novella, chiostro verde affreschi di paolo uccello

パオロ・ウッチェロ  サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 キオストロ・ヴェルデ
「大洪水と終息」

Creazione degli animali, Creazione di Adamo, Creazione di Eva e Peccato originale, Paolo Uccello

パオロ・ウッチェロ  サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 キオストロ・ヴェルデ
「アダムの創造 イヴの創造」

ごらんのとおり色褪せているが、この作品はまだ良いほうで、ほかの連作が紹介するのにしのびないほどだ。つまり「大洪水と終息」が、実際にこの教会を飲み込んだ。アルノの洪水である。

Chiostro Grane

キオストロ・グランデ(Chiostro Grande)はミリタリースクールだったか警察学校だったかになっていて出入りはできないが、法王の間の前までは見学はできる。最初の薬局のエルボリステリーアがここに突き当たるような造りになっている。

キオストロ・グランデのフレスコ

ラート オーヴェスト(西側壁面)
ここはベルナルディーノ・ポッチェッティが多くのフレスコ画、天井画を残している。次いでサンティ・ディティート。ほかにシモーネ・ダ・ポッジボンシ、グレゴリオ・パガーニ、ジョヴァンニ・マリア・ブッテリ、べネディット・ヴェリ、アレッサンドロ・フェイ、ルドヴィコ・ブーティ、ロレンツォ・デッロ シオリーナ、ジョバンニ・・バルドゥッチ。

西側壁面のメンバーが入れ替わりながら他の3壁面も手がけている。

ラート ノルド(北側壁面)
ラート エスト(東側壁面)
ラート シュドゥ(西側壁面)
Chiostro Grande (Santa Maria Novella)
↑のリンク先 wiki から、4壁面のフレスコ画を作家別に鑑賞できる。
撮影は絶対禁止ですが、入れないこともない。
ここに「行ってきて」といったのは楓。なんで薬局に行けと。きっと「買ってきて」と言っていたのだ。
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今出川通烏丸東入ル
美術館 Museum / SAI
2007年12月の完成予定 同志社大学クラーク記念館 撮影 1999年頃水・木・金の3日間、仕事の関係で今出川の同志社へ赴いた。京都は暑いというより熱い。木々がところどころ熱で焼け変色している。

明治の建築や隣接する相国寺に関心があったが、仕事には全く関係がないので、熱心に写真に収めるどころではない。無関心を装いつつ、空き時間を利用して楽しんだ。

東には、アメリカンゴジックの
D.C.グリーン設計である彰栄館(中学)、礼拝堂、有終館があり、イギリス人宣教師A.N.ハンセル設計のイギリス様式であるハリス理化学館がある。

左上:啓明館階段  左下:ハリス理化学館 階段 右:アーモスト館(寮)設計者のそれぞれの出身の国により、煉瓦の積み方、様式に特徴がある。
ヴォーリズ建築事務所設計の致遠館、啓明館(資料館・研究室)やドイツのR.ゼールの設計によるクラーク記念館(2007年12月保存修理工事完了予定)はゴシック様式である。

さて、次は隣接している相国寺。A先生と共に「お忍び」で、相国寺、山内塔頭、承天閣美術館へ向かう。
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ベネッセハウス
美術館 Museum / SAI
安藤忠雄氏設計 ベネッセハウス 弧を描いているギャラリー13人のアーティストが家ごと作品にする「直島・家プロジェクト」には、漆黒の闇にたたずんでいると新たな闇が見えてくる「南寺」があり、ジェームス・タレル James Turrellの「Backside of the Moon」がある。さらにモネ、デ・マリア、ジェームス・タレルだけを永久展示する地中海美術館、そして自然に隠れるような、安藤氏設計の美術館ホテル「ベネッセハウス」。弧を描くギャラリー。ここまで船に乗りその景色を眺めることから、すでにアートが始まっている。

作品は、ここにしかないサイトスペシフィック・ワークスを永久保存だという。基本的に内部は撮影禁止のため、ポストカードからピックアップしているものもある。ジェニファー・バートレット「黄色と黒のボート」の作品の前には、具現化したボートのオブジェが並んでいる。1987年の彼女の作品の「
ボート」なども同様の作品展示がされている。


ベネッセハウス ジェニファー・バートレット「黄色と黒のボート」ベネッセハウス ジェニファー・バートレット「黄色と黒のボート」屋外

館内作品(左)はPoster Cardから
ジェニファー・バートレット「黄色と黒のボート」1985年
ジェニファー・バートレット「黄色と黒のボート」屋外
 

主な屋外作品には、蔡國強
Cai Guo-Qiangの文化大混浴、ジョージ・リッキーGeorge Rickeyの「三枚の正方形」、ウォルター・デ・マリア Walter John de la Mareの「見えて/見えず 知って/知れず Seen/Unseen Known/Unknown」、大竹伸朗「シップヤード・ワークス」、草間彌生の「南瓜」などがある。>> 閲覧


安藤氏らしいコンクリートの壁に階段、スロープのシーンは、人が上り下りする姿まで作品にみえるような設計だ。上から見下ろすテラス、下にはおしゃべりな3人が騒いでいる。

ジョナサン・ボロフスキーの「3人のおしゃべりする人」ベネッセハウス テラス


弧を描くギャラリーには、ブルース・ナウマンの「100生きて死ね One hundred Live and Die」が展示。100の言葉が一つずつ点滅する。

ベネッセハウス 「100生きて死ね One hundred  Live and Die」 Bruce Nauman 左:全体 右:部分


ブルース・ナウマン「100生きて死ね」
−22:00以降に点灯−


2階の海が見えるギャラリーには、ジャクソン・ポロック Jackson Pollock(映画化された「ポロック 二人だけのアトリエ」)の「黒と白」の連続が展示されていた記憶。

他には
柳幸典の「ザ・フォービドゥン・ボックス」「バンザイ・コーナー'96」や(ニキ・ド・サンファール Niki de Saint Phalle やノーマン・ロックウェル Norman Rockwellいまはないかも・・・。リストにないので。カレル・アベル、アンディ・ウォーホル Andy Warholの「フラワーズ」など。【館内作品リスト


別館


ベネッセハウス別館から見る楕円形の空。
by
Benesse Art Site Naoshima


※記憶違いがあるかもしれないので、文章中などにリンクしています。どうぞ、一度ご確認を。
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